2017年の『神戸ルミナリエ』の日程が決定しました。
第23回神戸ルミナリエ
旧外国人居留地/東遊園地
12月8日(金)~12月17日(日)10日間
運営の「神戸ルミナリエ組織委員会」から2016年の決算見込も発表されまして、約200万円の赤字になる見込みだそうです。ただ、貯金分である繰越金がありますので、最終的にはそれらを足して、2,600万円を次年度に繰り越す見込みとのことです。
ジリ貧状態ですので、何かしら改善をしないと開催費用が確保できなくなりそうです。企業からの協賛金や個人の会場などでの募金も減り、テロ対策の費用などが増えたというのが要因だそう。
開催趣旨1. 阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と大震災の記憶を永く後世に語り継ぐ
2. まちのさらなる魅力発信と神戸地域への集客
スタートはもちろん「鎮魂」の意味合いは強く意識してきたとは思いますが、個人的には、これからは発展的な議論をして、神戸の「魅力発信」「集客」をより重視した運営をしてほしいところですが、みなさんはどう思います?
もちろん、「鎮魂」「語り継ぐ」を軽視するわけではありません。
開催期間中、開催ルートにはバリケードが設置され周辺のお店などは当然お客さんが激減するわけで、現状では、ただのイルミネーションイベントになってしまっていて、「鎮魂」も「集客」もどうかなぁと思ったりします。色々な団体が経済効果として大きな数字を出していますが、足元におちていない気がします。
公式サイトや会場などでも募金はできますので募金で協力はしつつも、運営形態については改善を期待したいところです。
ちなみに、公式サイトからはクレジットカードでの募金も可能です。
◆関連リンク
神戸ルミナリエ – 公式サイト
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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