2018年夏の台風で被害を受け、5年以上休園していた『須磨海づり公園』、リニューアルでこれまでにない楽しみが増えてます。新たにカフェなどができ、釣りをしないでリゾートな気分に浸れるスポットに。
神戸市須磨区一ノ谷町5
「須磨海づり公園」は、2024年11月1日(金)にリニューアルオープン。「釣り」施設については、もう1つの記事でまとめてます。
リニューアルで、東側のスペースが人が憩えるスポットに大きく変わってます。もともとは、倉庫やただの海岸だった場所です。
入口のすぐ目の前にできたのが、元倉庫をリノベーションした「海鮮食堂 すま家」という食堂と物販の施設。
「須磨海苔の佃煮(346円)」「垂水わかめ(562円)」など地元にこだわった品ぞろえです。
中の雰囲気はこんな感じ。壁やライトなどに「海の廃材」をリサイクルした素材があしらわれてます。
窓からは「釣台」がちょうど見える形。空調もありますし、夏の暑さや冬の寒さの中釣りをした後、体を休める場所としてもゆったりできそうです。
おすすめというメニューは、すぐ近くで養殖している「神戸サーモン」がのった丼ぶり(1400円)や垂水漁港などで水揚げされた「神戸釜揚げしらす丼(1300円)」。選べなーい!という人にはミニサイズのセットも。
子ども用に「KIDSサイズ」もあって、おおむね半額くらいの価格設定。
冬の寒い時期には「季節の鯛出汁おでん(1個200円~)」も人気になるんじゃないでしょうか。
食堂の東側は「sumaてらす」として、無料で入れるオープンなスペースが用意されてます。いろんなタイプのテーブルやイスが並んで、さながらリゾートの雰囲気。
カラフルな「SUMA」の文字は、釣台をバックに「海づり公園」らしい写真が撮れるフォトスポットです。
3つのコンテナ型の飲食店があって、手前からスペシャリティコーヒー、ドーナツ、アルコールの順で並んでます。コーヒーは1杯500円~。
ドーナツは、シュガー(330円)、ストロベリー(390円)やショコラクランチ(420円)など、目にもおいしいココだけの味。
開放的な海を前に、ガブッとかぶりついてみるのもいいかと。
アルコールスタンドは「地元のお酒」というくくりで日本酒・ワイン・ビールがずらり。
灘の酒など1杯480円~、「神戸ワイン」はグラス550円だけでなくボトルのスパークリング(3000円)という選択肢も。魅惑的ですね。
波打ち際には、優雅なセレブ気分が味わえそうな、ゆったりしたイスも設置されてます。
座ってみたら、こんな感じ。暑すぎず、寒すぎず、いまはちょうどいい季節かもしれませんね。
軽めのイスはお店の営業時間外はしまうそうですが、据え置きになってる椅子は「いつでも利用OK」ということなので、朝の散歩がてら海を眺めるというのも気持ちよさそうです。
もちろん目の前の砂浜におりるのもOK。岩や石がところどころあるので、サンダルなどは履いておいた方がよさそうな感じ。
こどもたちは磯遊び、大人はテラスでゆったり、家族でのんびり過ごせるんじゃないでしょうか。
足や手の洗い場も設置されていて、トイレも目の前。おむつ替え台だけでなく、ユニバーサルトイレには「着替え」用の台もありました。親子連れには心強いポイントかと。
釣りだけじゃないスポットとなった『須磨海づり公園』。山側へ行けば「須磨浦山上公園」もありますし、東にはできたばかりの「須磨シーワールド」も。
須磨だけでバリエーション豊かな体験ができるので、観光スポットとしてますます注目されそうですね。
【スポット名】 須磨海づり公園 sumaてらす
【ジャンル】 カフェ / バー / スイーツ / 食堂
【住所】 神戸市須磨区一ノ谷町5
【電話番号】 078-200-5433
【営業時間】 11:00~18:00
【定休日】 火曜日 / 12月29日~1月3日
【リンク】 公式サイト
【駐車場】 なし
※紹介した情報は、記事執筆時点の情報です。また、神戸市内の開店・閉店情報、イベント、街の変化など、情報を求めています。ぜひ情報提供をお願いします。
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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