神戸電鉄三田線 岡場駅の駅前ロータリー・駅前広場でまもなくリニューアル工事が始まりますので、現状を見てきました。岡場駅は北神地域の玄関口です。
神戸市北区藤原台中町1-1-1
駅の西側にあるロータリーが今回の再整備対象となっておりまして、駅の目の前にあるこの場所は、そこまで広くはありませんが、一応「岡場駅前広場」ということになっています。
再整備ポイントとしては、以下のとおりです。
①広場空間の高質化
・歩道橋へ接続するスロープの撤去、ロータリーの改修によりゆとりのある広場空間を創出したうえで、駅前広場が 居心地の良い空間となるよう舗装、ベンチ、植栽、照明などを整備
・また、駅からバスやタクシー、身障者乗降場までの乗換え動線においては、雨に濡れずに行き来できるように連続的に屋根を整備
②周辺施設へのバリアフリー動線の改善
・メイン動線の歩道橋へ接続するエレベーターを新たに整備(既存スロープは撤去)
③一般車の利便性向上
・一般車・タクシーロータリーを改修するとともに、岡場駅前線(北行車線)にも停車帯を整備
「ゆとりのある広場空間を創出」するとなっていて、駅出てすぐの歩行者空間の幅が約2倍になるそうです。
バスロータリー。バス・電車の乗り換え時に、雨に濡れずに行き来できるように連続的に屋根を整備する予定です。
パースを見ると、屋根が駅の出入口の方に繋がっていないのが若干気になるところ。
一般車・タクシーロータリー。駅に近い部分がタクシー用で、遠いところが一般車用になっています。
停車帯が広くなる予定で、一般車が停車しやすくなります。バスロータリーと違って、屋根については、駅側のタクシーの停車場所にしか整備されないようです。
一番大きな整備内容とすれば、階段左側に見えているスロープ。階段の周りを大きく一周すると階段の上の所にたどり着けます。
このスロープで段差はなくなるが、かなり大回りの一周になっていました。今回、このスロープは撤去されエレベーターが設置されます。階段を避けている方にとっては、かなり便利になるのではないでしょうか。
奥にある木の手前くらいにエレベーターが設置される予定です。
夏頃より工事が着手される予定ですので、まもなく開始です。令和7年(2025年)度末にリニューアルが完了なので2026年3月末まで工事がかかります。
2年半ほどかかりますが、便利になるのがとても楽しみですね。
阿保な再開発ですネェ?
神鉄やエコールを巻き込んで
①駅前からエコール迄広場全体に屋根を付ける。
②エレベーターだけではなくエスカレーターの登り降りも付ける。
これで駅からバス停やタクシー乗り場、更にはエコール迄の導線が確保出来るので、人の流れがよりスムーズになるし、
バスもタクシーもエコールも雨等考えずに行ける。
一部の地域では駅前全体に屋根付けてる所もあります。
そんな駅のイメージでした。
(ちなみに私が体験したこの様な駅前は小田急本厚木駅でした。)
便利になるなら、思い出の造形物なんかが撤去されてくのも仕方無いかなとは思うけど、なんか寂しくもある。
あの橋の上と壁面の元ネタ世代として。
エコール・リラの広場にあったのは、あっちの改築の時に無くなったし。