神戸阪急で、日本陶芸展の大賞を当時最年少で受賞した、兵庫県が誇る陶芸家『市野雅彦さん』の個展が開催されます。
市野雅彦 展 -素-
2024年5月22日(水)~27日(月)
神戸阪急 本館9階催場
神戸市中央区小野柄通8-1-8
Untitled 幅28×奥行28×高さ80㎝
1961年、丹波茶陶の伝統を受け継ぐ陶芸家の家に生まれた市野雅彦(いちのまさひこ)さん。
丹波焼の伝統・風土を受け継ぎつつも、自分にしか作れない造形を模索し、現代的な意匠を凝らした独特の作品を生み出しています。
采器 幅37×奥行33×高さ22㎝
1995年、日本陶芸展の大賞を当時最年少で受賞したあとも、数々の受賞に輝き、海外の展覧会にも数多く参加。
赤ドベと呼ばれる伝統的な釉薬(ゆうやく)を用いて、おおらかな素朴さの中に唯一無二の存在感と世界観を漂わせた一連の作品は、国内外で高い評価を得ているそうです。
花器 幅24×奥行23.5×高さ17.5㎝
神戸阪急では6年振りの開催となる本展に向けて制作された最新作をはじめ、約100点が展示されます。
市野 雅彦(いちの まさひこ)
【1961年】兵庫県に生まれる
【1995年】日本陶芸展大賞-秩父宮賜杯 受賞
【1999年】日本の工芸「今」百選展 (三越エトワール/パリ・フランス他)
【2006年】日本陶磁協会賞 受賞
【2010年】現代の茶-造形の自由 (菊池寛実記念 智美術館/東京)、現代工芸への視点-茶事をめぐって (東京国立近代美術館工芸館)
【2011年】兵庫県文化賞 受賞
【2015年】近代工芸と茶の湯 (東京国立近代美術館工芸館)、個展 市野雅彦-軌跡、丹波にて(兵庫陶芸美術館)
【2016年】個展 うつろのかたち-市野雅彦・陶展 UTUWA(パラミタミュージアム/三重)、近代工芸と茶の湯Ⅱ (東京国立近代美術館工芸館)
【2020年】国立工芸館石川移転開館記念展Ⅰ 工の芸術:素材・わざ・風土 (国立工芸館)
期間
2024年5月22日(水)~27日(月)
会場
神戸阪急 本館9階催場
兵庫県出身で、国内外でも評価されている陶芸家ということで、陶芸や器が好きな方はぜひ。
神戸阪急では「アウトドア」の売場がオープンし、本館6階のリニューアルが完了しています。
◆関連リンク
・神戸阪急 – 公式サイト
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