
さまざまな再開発によって今後街へ来る人の増加が見込まれるという「新長田駅」は、まちの玄関口である駅前広場をリニューアルすることで、新長田エリア全体の活性化が目指されてます。
去年数多くのイメージパースが示されましたが、市民の声を受けて修正されて新たな「再整備案」として再び意見募集が行われています。
神戸市長田区若松町4-2

新たな整備方針は、「”水”と”みどり”のにぎわい広場」がコンセプトになっています。
広場中央に大きく緑あふれる憩い・滞在・にぎわい空間が配置、現在は広場の中央にある噴水広場は、少し「ピフレ」寄りに移動しリニューアルする形です。
黄色は放置自転車対策エリア、赤い点線は広場拡大を示しています。
去年の案で広場の半分ほどを占めていたバス停は、西側の限られたエリアとなりました。現状からの変更としては、ベンチや屋根などを設置し「案内をわかりやすくする」という小規模な変化になりそうです。
去年の案は、過去の記事で見ることができます。

噴水は引き続き円のデザインで、周囲に「パーゴラ」や「ベンチ」が置かれ、木陰と合わせて子どもたちを見守る大人も快適に過ごせるイメージに。
広場には、「芝生」や「植栽」があしらわれ、イベント空間としても活用されるそう。

タクシー乗場などを移設して拡大した広場には、夏の異常高温対策にもなる樹木が植えられ、照明で夜の景観も演出されます。

放置自転車が多い駅出口付近などには、放置しづらくなるように「ベンチ」や「緑」を配置、撤去回数なども増やすそうです。
去年のイメージには、「地下タワー式駐輪場」が目立つところに描かれていましたが、今回は見当たりません。
最近の市長会見などでも地下タワー式駐輪場について「新長田駅」は名前が上がらなくなっているので、整備について方針変更があるのかもしれませんね。いずれにしても放置しなくていい「駐輪場」の整備をどうするのかは気になるところです。

「タクシー乗り場・身障者スペース」の移設先は、引き続き駅北側の高架沿いの道路です。
前回の案に駅からつながる「屋根」が加えられていて、雨に濡れずに利用できる形になっています。
「再整備案」は、市のページで確認でき、2025年12月26日(金)まで市に意見を寄せることができます。
意見提出方法
・HPの意見提出フォーム から。
・電子メール toshi_komu-komu@city.kobe.lg.jp
・FAX 078-595-6809
・郵送 〒651-0083 神戸市中央区浜辺通2丁目1-30 三宮国際ビル8階 神戸市都市局工務課 宛
・直接持参「神戸市都市局工務課」または「長田区役所地域協働課」(平日8:45~17:30)
「思ったことや感じたことを自由に記載してください。」とされていて、集まった意見を受けてまだまだ変更の余地がありそうなので、思うところのある方は参加してみてはいかがでしょうか。
◆関連リンク
・新長田駅前広場の再整備 – 神戸市















































カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
ライター一覧