
おでかけには絶好の秋が到来!ということで、今回は神戸を飛び出し、兵庫県内で気軽にプチ旅行が楽しめる赤穂エリアへ。
なんでも、海が見える神社の境内に、ランチやスイーツなどが楽しめる『人気のカフェ』があるということで行ってみます。
絶滅危惧種にも指定されている、幻の魚も食べられるそうですよ。最後には神社を散策して、ゆっくりとした時間を過ごします。
Index
赤穂市御崎2-1 伊和都比売神社 境内
神社の鳥居と海と空を楽しめる「おしゃれカフェ」

まずは、最寄りのバス停「御崎」から徒歩1分のところ、伊和都比売(いわつひめ)神社の境内にあるカフェ『AMAMI TERRACE(アマミテラス)』へ。
年間4万人が訪れるというこちらのお店では、塩・にがり・海洋深層水・水産物といった「海の食材」や「発酵食品」などを使ったランチやスイーツが楽しめます。
塩づくりの町・赤穂から塩の魅力を伝えたい!という想いでオープンされたお店なんだとか。

店内にはテーブル席が28席ほど。大きな窓から光が差し込んでいて、開放感のある空間になってます。
テーブル同士の間隔がしっかり確保されてるので、小さなお子さんを連れた方、ベビーカーや車いすユーザーの方も安心できるんじゃないでしょうか。

この日のランチメニューは7種類。通年食べられる「豆腐煮込みハンバーグランチ(1,700円)」や、季節限定だという「カニクリームコロッケ(1,700円)」は前菜・お味噌汁がセットで付いてきます。
サツキマスを使った「アクアパッツァ(1,800円)」や「ひつまぶし(2,500円)」を発見。「幻の魚」という言葉に惹かれて、「サツキマスのひつまぶし」を注文してみることにします。
幻の魚!サツキマスを使ったランチ定食

「サツキマスのひつまぶし(2,500円)」が到着!サツキマスのオレンジ色が鮮やかで、どんな味なんだろうと期待が膨らみます。
小鉢やお漬物、汁物、日替わりデザートなんかも付いていて、ボリュームたっぷりです。

それでは、いただきます!
ごま醤油に漬け込まれているサクラマスは香ばしい味わいで、脂身は爽やかです。
サツキマスに添えられている自家製の「とろける油揚げ」を一緒に口に入れると、また違う味や食感が楽しめます。

「ひつまぶし」ということなので、今度はお茶碗の中に自分で「ミニどんぶり」を作って、お出汁をかけてみます。
昆布の香るお出汁はそのままでも美味しくいただけますが、テーブルに置かれた塩を振りかけて自分好みにアレンジすることもできますよ。
前菜付きの「ハンバーグランチ」も

もう1つ、人気メニューの「豆腐煮込みハンバーグランチ(1,700円)」も。国産の絹豆腐と合い挽き肉が使われてます。
ハンバーグの中には蓮根が入っていて、シャキシャキの食感が楽しい。半熟の目玉焼きも食欲をそそります。

ちなみに、この日ハンバーグランチに付いてきた前菜はこんな感じ。キャロットラペ・冷やっこ・鴨と塩レモンというラインアップです。
お店で提供している料理には、赤穂の塩をメインとして、全国各地の塩から料理にぴったり合うものを選んで使っているんだとか。
お土産コーナーも

お腹が満たされたところで、店内にある物販コーナーを覗いてみることにします。
赤穂の塩はもちろんのこと、ひつまぶしにも使われていたお出汁や、アロマオイルを塩に垂らすと香りを広げてくれる「アロマソルトデュフューザー」なども販売。
そのほか赤穂の塩を使った焼き菓子やおつまみ、雑貨なんかもあるので、旅行のおみやげを購入するのもよさそうです。

店内で作られているオリジナルソルトは、サラダやステーキにオススメとのこと。
事前に申込があった場合にお店で開催されるワークショップでは、赤穂の歴史や塩づくりについて学びながら「塩づくり」を体験できるそうなので、気になる人はお店の公式サイトをチェックしてみてくださいね。
海が見える「伊和都比売神社」にも立ち寄って

カフェを出たら、目の前にある「伊和都比売(いわつひめ)神社」にも立ち寄っていきましょう。
長らく海上の岩礁「八丁岩」にあり、江戸時代に現在の地へ移ってきたという神社です。古くから「御崎明神」とも呼ばれています。

海に向かって鎮座するため、航海安全や大漁の祈願など、船乗りたちによる海上からの参拝が盛んに行われています。
縁結びにご利益のある「姫守り」を求めて来る人も多いみたいですよ。毎月デザインの変わる「限定御朱印」も要チェック。

レース生地と刺繍が可愛らしいこちらのお守りは「和心守(なごみまもり)」という名で、心の平穏・浄化にご利益があるそう。
幾何学的な塩の結晶と、波模様をあしらったデザイン。裏には赤穂市の花である「ツツジ」や、幸運の青い鳥「イソヒヨドリ」が描かれてます。旅の記念にいかがでしょうか。

帰路につこうと振り返って歩くと、鳥居越しに瀬戸内海を望む絶景が現れます。「日本の夕陽百選」にも選ばれたスポットで、写真をパシャリ。
夏とはまた違った秋の穏やかな空に、海面がキラキラと輝いて、ずっと眺めていたくなる光景です。こちらの鳥居や海は、カフェの窓からも見ることができますよ。
今回は神社の境内にある、海の見える人気カフェをご紹介しました。涼しい秋に、赤穂でプチ旅行気分を味わってみてください。
【店舗名】 AMAMI TERRACE(アマミテラス)
【ジャンル】 カフェレストラン
【住所】 赤穂市御崎2-1 伊和都比売神社 境内
【電話番号】 0791-42-4140
【営業時間】 10:00~17:00(L.O.16:30)
【定休日】 不定休
【リンク】 公式サイト / Instagram
【駐車場】 なし店に4台あり ※徒歩1分の場所に御崎観光駐車場(無料)あり
※紹介した情報は、記事執筆時点の情報です。
やよい
「推し」のライブによく出没します。
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