イベント
グルメ
ニュース
ヒト
ライフスタイル
おでかけ
マチ
おすすめ
画像：21_21 DESIGN SIGHT 企画展「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」｜DESIGN TOUCH 2015｜東京ミッドタウン WEBサイトより
Photo by John B. Carnett/BonnierCorporation via Getty Images
現代アメリカを代表する建築家であるフランク・ゲーリーさんが、12月5日、アメリカ・カリフォルニア州サンタモニカの自宅で亡くなったことが発表されました。享年96歳。
日本国内における彼の作品には、メリケンパークの巨大な鯉のオブジェ「フィッシュダンス」があります。
フィッシュダンス（2024年11月撮影）
1929年カナダに生まれ、高校卒業後に家族とロサンゼルスに移住したゲーリーさん。トラック運転手や親戚の事業の手伝いをしながら、大学の夜間クラスで美術などを学んだのち、南カリフォルニア大学、ハーバード大学で建築を学んだといいます。
50歳のころ、サンタモニカの自宅をリノベーションした「ゲーリー自邸」が世間の注目を浴びるきっかけに。常識を覆す外観の作品で、建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞、高松宮殿下記念世界文化賞なども受賞し、建築界の巨匠と呼ばるようになりました。
ビルバオ・グッゲンハイム美術館
代表作に、スペインの「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」、アメリカ・ロサンゼルスの「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」など。
国内では、神戸・メリケンパークにオブジェ「フィッシュダンス」があります。1987年に「神戸開港120年」を記念して誕生したもので、ゲーリーさんが設計、建築家 安藤忠雄さんが監修を担当しました。
ニューヨーク・タイムズは「米国の建築史上、最も傑出した独創的才能の一人」と生前の功績をたたえています。心よりご冥福をお祈りいたします。
やよい
「推し」のライブによく出没します。
ライター一覧