水族館「アトア」の横にある歴史を感じる『旧住友倉庫』の取り壊しが始まってます。
神戸市中央区新港町7
大正15年(1926年)に作られた『旧住友倉庫』は、取り壊す方針が決まって以降、圧巻の吹き抜け空間で「音楽イベント」が行われたり、お別れイベントが開かれたりしていました。
北面には、アートイベントで貼られた市民の顔写真などがわずかに残されていて、そこに解体工事が「2023年10月末」から始まるとのお知らせが貼られてます。
海に面した南側から、工事用の囲いがされて始めてます。
すき間からのぞくのは、お別れイベントで描かれた壁画作品たち。わずか1か月半ほどで見えなくなってしまうことになります。
来年の秋には、すっかりなくなっている計画で、この景色もガラッと変わることになります。
ちなみに、昨年末に公表された市の今後の展望を示す「神戸ウォーターフロントビジョン」には、こんなイメージ図が描かれてます。
4階建てほで、「アトア」や「フェリシモ本社ビル」などと歩行者デッキでも繋がっている建物。海側は、遊水エリアや緑地が作られるようなイメージです。
この場所の活用がどこまで決まっているのか分かりませんが、建設中の「神戸アリーナ」につながる場所でもありますし、今後も注目していきたいと思います。
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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