
画像:ヒョーゴアーカイブスより
神戸西の駅前に、わずか5年間だけ営業していた「遊園地」があったのを知っていますか?
名前は『アリバシティ神戸』。「アラビアンナイト」をテーマとして作られた遊園地です。
神戸市西区井吹台西町1

現在の地下鉄 西神南駅前
遊園地があったのは、西区井吹台西町1丁目。地下鉄 西神南駅を出てすぐの場所です。
駅周辺に広がる住宅地「西神南ニュータウン」が開発された1993年にオープンし、4年8か月の期間だけ営業していました。

遊園地があった場所の現在の様子が、こんな感じ。とんかつチェーン「松のや」、回転寿司チェーン「魚べい」、「セブンイレブン」や「コメダ珈琲店」などが営業しているエリアです。
写真の奥のほうには、駅に隣接するかたちでホームセンター「カインズ」の大きな建物もあります。

周辺にはズラリと背の高いマンションが建ち並び、閑静な住宅街といった雰囲気です。
遊園地が営業していた頃には、来園するお客さんや車で賑わっていたのでしょうか?

駅を出てすぐ正面に、年季の入った周辺マップを発見!
現在「カインズ」などが建つ駅の右側スペースが空白地帯となっており、まさにこの場所に『アリバシティ神戸』があったようです。

先ほどの地図の上には、西神南ニュータウン全体のマップも設置されてます。
真ん中あたりに駅がありますが、そのすぐ右側はやはり空白地帯として表示されてますね。

遊園地の総面積は約3ヘクタールとのこと。「神戸どうぶつ王国」の面積は約5.2ヘクタールなので、そのおよそ半分の広さとなると遊園地としては少々コンパクトな印象を受けます。
それもそのはず、『アリバシティ神戸』は「新しい時代のアーバンミニテーマパーク」として開業したんですって。
「アラビアンナイト」をテーマに、アラビア風の王宮をイメージした正門があり、園内ではメリーゴーラウンドなどのアトラクションに乗って楽しめました。踊り子の舞うショーが開催され、本物のラクダに乗る体験もできたらしいですよ。

駅東側(セリオ側)から駅と遊園地跡を見た様子
気になるのは「なぜ営業開始から5年経たずに閉園を迎えてしまったのか?」という点。神戸新聞の過去の調査によれば、開業する前から「営業期間は5年」と決まっていたそう。
西神南ニュータウンのまち開きに合わせ、地域のにぎわいづくりを目的に開園したため、当初から長く続ける予定はなかったみたいです。
当時の神戸新聞によると、阪神・淡路大震災が起きた年の3月には営業を再開し、被災地で失われた娯楽を求め1週間で4万人が入場。最終営業日には約6000もの人が訪れ、閉園を惜しんだといいます。
今から30年ほど前に閉園を迎えた遊園地ということで、今回の記事を読んで「そんなの初めて知った!」という人も多いかもしれませんね。
「行ったことある!」「懐かしい!」という人は、ぜひ当時のエピソードなどコメント欄にお寄せください。







































やよい
「推し」のライブによく出没します。
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