西神中央にある「そごう西神店」が2020年8月に閉店するみたい

セブン＆アイ・ホールディングスが、西神中央にある「そごう西神店」を閉店すると発表しました。2020年8月に閉店ですので、もう1年もありません。

神戸市西区糀台5-9-4

グループ戦略の一環として構造改革を発表したのですが、「そごう・西武」として閉鎖 or 縮小が決まったのは全国で以下の7店。

閉鎖
・西武岡崎店（2020年8月）
・西武大津店（2020年8月）
・そごう西神店（2020年8月）
・そごう徳島店（2020年8月）
・そごう川口店（2021年2月）

減積（縮小）
・西武秋田店（2021年2月）
・西武福井店（2021年2月）

旧「そごう神戸店」は、阪急阪神に売却され、神戸阪急として再スタートをきったわけですが、「そごう西神店」はどういった経緯で閉店になったのか。

売上の低迷はもちろんあるのですが、西神ニュータウンの中心地としての方向性は、今後考えていく必要があるでしょう。

過去にも閉鎖が検討されていたようで、建物家主の「神戸市」が、賃料の値下げなどを行い支援をしてきましたが、大きな改善はできなかったのかもしれません。

旧「そごう神戸店」が阪急阪神へ売却される際にも、「そごう西神店」も一緒に売却を検討されていましたが、途中から外れてましたので、相当厳しい状況であったと思います。

とはいえ、西神中央の顔みたいなところもありますので、三宮再開発も進んでいますが、西神中央も改めてどのように再開発をするのかというのは、今後、注目したいところです。

人口減少や高齢化のこともありますし、三宮が職場だと単純に電車の乗車時間だけでいうと、西神中央から三宮が32分、明石市から来たら16分ですので、子育て世代や共働き世代にとっては、地下鉄の話も絡んでくると思います。

象徴的な存在だった「そごう西神店」がなくなるということは、「街づくり」をどうするかという議論に近いものがあると改めて感じますね。