普段は入れない『旧和田岬灯台』の中へ。須磨海浜公園で「灯台記念日」にちなんだ内部公開、見学無料

須磨海浜公園にある国登録有形文化財『旧和田岬灯台』の内部が、一般公開されます。普段は入ることのできない灯台の1階部分を、無料・申込不要で見学できますよ。

旧和田岬灯台の内部公開

2026年11月1日(日)10:00~15:00
旧和田岬灯台


神戸市須磨区須磨浦通1-1

「須磨の赤灯台」の愛称で親しまれている、真っ赤な鉄骨造の灯台。ふだんは外から眺めるだけの施設ですが、11月1日の「灯台記念日」にちなんで内部が公開されます。

公開されるのは1階部分だけ。屋内の昇降用螺旋階段が老朽化しているため、上まで登ることはできないそうです。1回の見学時間は、15分~30分程度の予定です。

旧和田岬灯台の1層内部から見上げた螺旋階段
画像:神戸市公式サイトの解説資料より

こちらは、1層の内部から上を見上げた様子。白い壁に沿って、黒い螺旋階段が上の階へと続いています。

旧和田岬灯台は、1867年(慶応3年)に江戸幕府がイギリスと結んだ「大坂約定」で、大阪湾内に設置が決まった5か所の灯台のひとつです。

初代は1871年(明治4年)4月に完成した、白く塗られた八角形・木造3層の灯台でした。1872年(明治5年)1月に初点灯しています。

大正時代の旧和田岬灯台のモノクロ写真
画像:神戸市公式サイトの解説資料より
『神戸市史』ガラス乾板写真

木造の灯台は耐久性に乏しく、火災の危険性もあったため、1884年(明治17年)3月に六角形の鉄骨造へ改築。灯光もガス灯に変わりました。写真は、大正時代に撮影された姿です。

1963年(昭和38年)10月、和田岬周辺の埋め立てにともなって新しい灯台が造られ、役割を終えて須磨の現在地に移設されました。1998年(平成10年)には、国登録有形文化財に登録されています。

旧和田岬灯台の入口に掲げられた記念額
画像:神戸市公式サイトの解説資料より

入口の上には、記念額が掲げられています。右から縦に2文字ずつ読むもので、「明治5年1月29日に旧灯台で初点灯、明治17年3月1日に新灯台で再点灯」という意味なんだとか。

日時
2026年11月1日(日)10:00~15:00

場所
旧和田岬灯台(須磨海浜公園内)

料金
無料

申込
不要

アクセス
JR「須磨海浜公園駅」から南西へ徒歩12分
山陽電車「月見山駅」から南西へ徒歩15分
山陽電車「須磨寺駅」から南東へ徒歩15分
神戸市営バス「海浜公園前」バス停下車、南西側へ徒歩12分

当日の問い合わせ
TEL:090-5057-7400(当日9:30~15:30)

特記事項
・雨天でも決行しますが、台風の接近や自然災害等で警報が発令された場合は、中止となる場合があります。
・当日、随時受付を行いますが、状況により人数調整・入場制限を行う場合があります。
・建物内部は暗く足元が見づらくなっています。安全確保のため、職員の指示に従ってください。
・駐車場はありません。公共交通機関を利用してください。
・お車でお越しの際は、民間の駐車場を利用してください。

灯台の外観や周辺の様子は、過去の記事でも紹介しています。

須磨海岸を散歩するついでに、ふだんは閉じている赤い扉の内側をのぞいてみてください。

 

この記事を書いた人

このみ

花や夕焼け空を眺める時間が好きです。でもお洒落も楽しみたい“よくばりにんげん”。趣味は、書道・ダンス・旅行・カフェはしご。うまれてずっと神戸のひと。保護犬のトイプードルと暮らしています。

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