神戸の『絶景』を「無料」で満喫! 三宮周辺のおすすめスポット4選

  本記事は【神戸ジャーナル学生編集部】の学生ライターが担当しています。

海と山に抱かれた街・神戸。その中心である中央区は、神戸の歴史や自然、最新の施設までがぎゅっと詰まったエリアです。

三宮にある神戸市役所、自然を感じられる布引の滝、空と海をつなぐ神戸空港、そして話題のTOTTEI PARK。今回は、この4つのスポットをめぐりながら、中央区の多彩な魅力をお届けします。

Index

【三宮】神戸市役所展望ロビー
【新神戸】布引の滝
【ポーアイ】神戸空港
【新港町】TOTTEI PARK

※本記事は掲載時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。

【三宮】神戸市役所展望ロビー

神戸市役所1号館内にある展望ロビーは、約100メートルの高さから山と海に包まれた神戸の絶景を一望することができます。

市役所までは各線三宮駅から徒歩10分ほど。暑い日や雨の日は地下街・さんちかを通って快適に行くこともできます。

年末年始と点検日を除き1年中入館可能で、室内のため天候や季節を問わずゆったり景色を楽しめますよ。

山側(北側)のフロアの見どころは各線三宮駅から広がる街並み。大通りの周りを存在感のある建物が囲んでいます。駅の奥側には布引ハーブ園へ伸びるロープウェイや、斜面に沿って建物が並ぶ坂など神戸らしい光景です。

春には満開の桜、夏は深緑の山々、秋は色づき始めた紅葉など、四季の変化を楽しみながらぜひ訪れてみてください。

海側(南側)のフロアの魅力は、ポートアイランドまで徒歩で渡ることのできる赤色の神戸大橋、青く広がる神戸港、緑豊かな東遊園地のコントラスト。時間帯によって大型船や飛行機がいたり、気候によって紀伊半島まで見えたりすることもこともできます。

館内は気軽に立ち寄れる広さで、寄り道や気分転換に立ち寄るだけで美しい神戸を一望できる贅沢感を味わえます。

もう少しゆっくり過ごしたいときは、市役所を出て南にすぐで展望台からも見える東遊園地がおすすめ。広々とした公園でピクニックをしたり噴水で水遊びができたりするため、家族連れにもぴったりの場所です。

公園内のURBAN PICNICにはカフェも併設されているので室内でも自然を感じながらのんびりした時間を楽しめます。メニューの詳細や開催されるプログラムは 公式サイトに掲載されているので、ぜひ確認してみてください。

注目のおすすめポイント

山と海、神戸の街並みのコントラストを一度に楽しむことができる
気候に左右されることなく、四季を感じながら神戸を望むことができる

住所
神戸市中央区加納町6-5-1 MAP

営業時間
平日9:00~22:00 / 土日祝10:00~22:00

定休日
休館日12/29~1/3 、設備点検日1日/年

◆関連リンク
 神戸市役所– 公式サイト
URBAN PICNIC– 公式サイト
URBAN PICNIC – 公式Instagram

【取材・撮影・記事執筆】

なな
学生編集部のななです。生まれも育ちも神戸っ子。大学生になってから、神戸の街や自然の魅力に改めて気づきました。家で映画を観てのんびりするのも、お散歩で気分転換するのも大好きです!

【新神戸】布引の滝

布引の滝は、生田川の中流に位置している雄滝・雌滝・夫婦滝・鼓ヶ滝の4つの滝の総称です。「日本の滝百選」に選ばれており、那智滝(和歌山県)、華厳滝(栃木県)と共に「日本三大神滝」の一つとされています。

新神戸駅から最も近い雌滝までは北へ徒歩5分、雄滝までは徒歩15分と、アクセスも良好。駅から滝までは遊歩道が整備されているので、ハイキングにもぴったりです。

5分程山を登るとまず見えてくるのは雌滝(めんたき)。高さは約19mと、雄滝に比べると小ぶりですが、柔らかな美しさがあります。

滝を包む木々の隙間から垣間見える水の流れを眺めると心が洗われるような心地に。落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと鑑賞できます。

さらに10分ほど山を登ると、力強い滝の音と共に雄滝(おんたき)が。滝の高さは市内最高の約43mです。

周囲にはひんやりとした空気が漂い、ここまでの登山の暑さが吹き飛ぶように感じられます。古くから『伊勢物語』や『平治物語』にも記されてきたこの滝は、時代を超えて愛され続けています。

雄滝からさらに山道を5分ほど進むと「みはらし展望台」も。標高約160mから神戸市内の風景や大阪湾、関西国際空港まで一望することができ、天気が良いと和歌山の紀伊半島まで見えることもあるみたいです。

ベンチやお手洗いも設けられているので、登山の疲れを癒しながら神戸の絶景を楽しむことができます。

みはらし展望台からさらに歩みを進めると、「布引貯水池(布引ダム)」にたどり着きます。布引ダムは、日本で最初の重力式コンクリートダムとして知られ、近代化遺産にも指定されている歴史的な建造物です。

人工物であるダムの水面に周囲の山々の緑が映る様子は、自然と人工が調和した美しさを感じさせます。

注目のおすすめポイント

駅から徒歩圏内でハイキングにぴったり
神戸の多彩な景観が一度に楽しめる

住所
神戸市中央区葺合町 MAP

営業時間
24時間

定休日
なし

【取材・撮影・記事執筆】

くめ
学生編集部のくめです。愛媛県松山市出身。大学進学を機に神戸での生活を始めました。最近の趣味は散歩とカメラで、友人と足が動かなくなるまで歩くことがあります。たくさん歩いて健康な体を作ります。

【ポーアイ】神戸空港

神戸空港でも、この場所ならではの絶景が楽しめるのをご存知ですか?

神戸空港は国内路線が12都市に就航しており、2025年4月より国際チャーター便の運行も始まったため高確率で飛行機の発着を眺めることができます。

各線三宮駅からポートライナーで18分でアクセス可能です。

展望デッキにある階段をあがった4階にはSNSで話題のミニチュア写真家・見立て作家の田中達也氏の常設展示ミュージアムがあります。

「飛行機にも乗れる、飛行機が見れる、大人も子供も楽しめるテーマパーク」をコンセプトに開設されたそうで、食品や文房具で見立てたユーモアあふれる作品を数多く展示中です。

田中達也氏の代表作であるブロッコリーを巨大化したものも展示されており、自分がミニチュアの世界にいるような映え写真が撮れます。

神戸空港で絶景を見られるのは「神戸空港島西緑地」。第1ターミナルからラヴィマーナ神戸行きのバスに乗り、揺られること3分の場所にあります。

1時間におよそ3本のバスがあるため、スムーズに移動可能です。土日祝便のみの運行ですが、第1ターミナルから徒歩30分ほどで向かうことができます。

神戸空港島西緑地からは人口海浜や海と街と山が同時に見える神戸らしい風景を眺めることができたり、臨場感のある飛行機を楽しんだりすることができます。

白い砂浜と青い海、南国風の建物などが、まるでリゾート地。開放感のある空間や神戸の街並みを一望し旅の疲れを癒すのに最適です。

注目のおすすめポイント

大人も子供も楽しめる
飛行機やラグーンでリゾート気分

住所
兵庫県神戸市中央区神戸空港1MAP

営業時間
・神戸空港展望デッキ 6:00~22:00
・展望デッキ展示室 平日 10:00~19:00/土日祝 9:00〜20:00
・神戸空港島西緑地 10:00〜17:00

定休日
神戸空港島西緑地 1月1日〜3日

◆関連リンク
神戸空港を見学 – 神戸空港公式サイト
神戸空港島西緑地(人工海浜) -神戸空港島西緑地公式サイト

【取材・撮影・記事執筆】

むぎ
学生編集部のむぎです。散歩が好きで、普段から神戸の街をよく歩いています。中心地を歩くことはあまり多くないため、取材を通じて神戸の隅々まで知り、これまで気づかなかった魅力を発見し、皆さんに伝えたいです。

【新港町】TOTTEI PARK

TOTTEI PARKは、神戸市中央区の「GLION ARENA KOBE(Gアリーナ)」にある広場。「新港第二突堤のRegeneration(再生)」をテーマに設計され、北側を山、東西南を海に囲まれた自然を感じられる場所です。

ポートライナーのポートターミナル駅から徒歩約13分、各線三宮駅からは徒歩20分ほどの場所にあります。三宮駅前バス停からはGアリーナまでのバスが出ていて、イベント時には直行バスもあるようです。

Gアリーナ西側、TOTTEI PAKに向かう道には木々が生えていて、座れるところも。海のそばなので空も広く、爽やかな気持ちになれます。

Gアリーナにはユーハイムや淡路屋などの神戸になじみの深い飲食店が多くあるため、食事も楽しめそうです。

広場内にはベンチや芝生があって、晴れていれば好きな場所でくつろぐのも気持ちよさそう。夏は少し暑いかもしれませんが、テントや小さな水遊び場が設置されています。遮るものもないので、いい風も感じられます。

北側にある階段はお店の屋根。BBQやクラフトビールが楽しめる飲食店や、屋内イベント対応のホールが完備されているそう。階段をのぼれば、全方角の景色を楽しめます。

西には、海を挟んでポートタワーが見られました。神戸海洋博物館や神戸メリケンパークオリエンタルホテルも見え、自然だけでなく神戸らしい景色も楽しむことができます。

東はポートアイランドに続く橋、南は瀬戸内海が望めます。東隣りの第三突堤はフェリーターミナルとなっており、フェリーや貨物船が停泊しているときもあるようです。

広場では、ライブや食フェスなどのイベントも行われているそう。メリケンパーク沖の花火も見られるので、散歩やピクニック、夜景を楽しむだけでなく、イベントや花火のような非日常を味わう場所としても利用できそうです。

繁華街を観光したら、神戸らしい海も緑も味わえるスポットとして、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

注目のおすすめポイント

海も空も広く、いい風が感じられる
自然も建物も、神戸らしい景色が楽しめる

住所
神戸市中央区新港町2番1号 MAP

営業時間
24時間

定休日
なし

◆関連リンク
TOTTEI PARK : TOTTEI | GLION ARENA KOBE– 公式サイト

【取材・撮影・記事執筆】

くるみ
学生編集部のくるみです。一人旅が好きで、いろんなところに出かけています。日本中どこも素敵ですが、やっぱり神戸が一番。日々時間に追われながら、趣味も新たな挑戦も楽しんでます。


いかがでしたか?ほかにもこんなまとめ記事がみたい!がありましたら、どんどんコメントお待ちしています。

神戸ジャーナルのサイト内には、各記事の下部に #ハッシュタグ を設けています。

例えば、「三宮エリア」「無料」など、今読んでいる記事の気になるタグをクリックすると、関連する記事をチェックすることができます。便利なのでぜひ使ってみてくださいね。


学生目線で「神戸の面白い!」を発信する学生チーム『神戸ジャーナル学生編集部』では、メンバーを募集中!

記事の企画やライティング・取材・撮影・編集会議など、実際の神戸ジャーナル編集部と同じような活動を行い、学生ならではのアイデアで「神戸の魅力」を発信しています。

メディア業界を志望している人はもちろん、神戸が好き・書くことが好き・カメラが趣味などのほか、サークルを探している人などにもおすすめですよ。

大学1・2年生の学生も多く、未経験でもOK。気になる人は、ぜひ公式サイトをご覧ください!

 

この記事を書いた人

神戸ジャーナル 学生編集部

ライター一覧

コメントを残す

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。