生田神社で『秋季大祭』が開催されるみたい。伝統芸能の奉納や「飲食ブース」出店など

生田神社の『秋季大祭』が今年も開催されます。

生田神社 秋季大祭

2025年9月19日(金)~22日(月)
生田神社


神戸市中央区下山手通1-2-1

秋季大祭は、生田神社の祭典の中でも重要とされている、氏子地域神戸の安全と繁栄を願う祭典です。

期間中は、神事や催しが多数開催されます。神事として献茶祭・献華祭が行われるほか、境内に特設舞台が設置され、生田薪能(たきぎのう)・雅楽・武道の奉納などもあるそう。

9月19日(金)18:00からは生田薪能(たきぎのう)が奉納されます。薪能とは、夏の夜間に野外に設けた能舞台をかがり火を焚いて照らし、能や狂言を上演する伝統芸能のこと。

今回は狂言として「鬼瓦(おにがわら)」、能として「大江山(おおえやま)」の演目が披露される予定です。

狂言「鬼瓦」(おにがわら)
訴訟にめでたく勝った大名。いざ国元に帰る前に、因幡の薬師堂に御礼参りに出かけます。大名がこのお堂を国元に勧請したいと思って堂の様子を見て回るうち、鬼瓦の顔が誰かに似ているように思え、突然泣き出してしまうのでした…。

能「大江山」(おおえやま)
大江山 山伏姿のワキが大勢出る爽やかな切り能。 武装した頼光たちに退治される大江山の鬼の童話風の能です。 光源頼光(ワキ)は、丹波の国大江山に住む鬼神退治の勅命を一条の帝から受け、四天王を始めとする家来の強者を引き連れ、山伏の姿に変装して、鬼の館に向かいます。

公式サイトによると、秋季大祭全体のタイムテーブルはこんな感じ。

9月19日(金)~21日(日)は駐車場内で「飲食ブース」も10店舗ほど出店されます。

開催日
2025年9月19日(金)~22日(月)

タイムテーブル
9月19日(金)6:00 古式祭(場所:拝殿)
9月19日(金)18:00 生田薪能(場所:境内特設舞台、雨天時は拝殿)
9月20日(土)11:00 氏子奉幣祭(場所:拝殿)
9月20日(土)19:00 雅楽の夕べ(場所:拝殿)
9月21日(日)10:00 献華祭(場所:拝殿)
9月21日(日)15:00 弦楽の夕べ(場所:生田神社会館4階)
9月22日(月)18:00 奉納武道(場所:拝殿)

飲食ブース出店
【日時】9月19日(金)17:00~22:00、20(土)・21日(日)15:00~22:00
【場所】生田神社駐車場内

生田薪能
【日時】9月19日(金)開演18:00(開場17:30)
【観能料】前売り券:大人2,500円、学生(小学生以上)2,000円/当日券:大人3,000円、学生(小学生以上)2,500円
【授与場所】生田神社授与所(9:00~17:00)
※薪能は拝観券が必要です。


普段見ることのない伝統文化を気軽に観覧できそうです。初詣以外は神社へ行かないという人も、この機会に日頃の感謝と願いを伝えに行ってみては。

◆関連リンク
生田神社 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カノン

春の桜や夏のひまわりなど四季の自然を追いかけて風景を撮るのが趣味。コーヒーとたい焼きが好きです。

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