気軽に立ち寄ってお風呂が楽しめる「銭湯」。実は、都道府県ごとに入浴料金の上限が決められており、燃料費などの高騰により、2023年2月から、兵庫県内での上限が450円から490円に引き上げられました。
実際の料金は、銭湯各施設で上限の範囲内で設定しているため、そのまま利用料金に転嫁すると利用者の負担増になってしまうのですが、神戸市は2023年3月より、銭湯側に対してこの差額の「40円」を支援。これにより利用者側はこれまでの料金で入浴できる仕組みです。
この差額支援は、当初予定では2024年3月末までの実施でしたが、期限を2025年3月末まで1年延長されました。
料金
大人 450円(県規定の上限は490円)
中人 160円(県規定の上限は180円)
小人 60円(県規定の上限は80円)
※中人は小学生、小人は未就学児
対象施設
東灘区
幸福温泉/ときわ湯/森温泉
灘区
灘温泉(水道筋店)/灘温泉(六甲道店)/ふじ温泉/六甲おとめ塚温泉
中央区
相生湯/つかさ湯/二宮温泉/宮本温泉
兵庫区
朝日温泉/芦原温泉/東湯/笠松湯/水木湯/湊河湯/湊湯/湯の町浴場
長田区
あさぎり湯/菊水温泉/扇港湯/第一平和温泉/浜添湯/本庄湯/萬歳湯/宮島温泉/ゆうゆうらんど紀の国/ゆぇ~ぶ・なぐら
須磨区
華の湯
垂水区
高丸湯/月の湯舟/鶴の湯/柚耶の里
地域子育て入浴割引は4月8日から
神戸市は、市内31カ所の銭湯(一般公衆浴場)を対象に、「地域子育て入浴割引」も実施しています。
対象の銭湯施設を「大人と子ども」で利用すると、子どもの入浴料金が無料になるほか、子ども1人につき、大人1人の通常料金が半額相当(450円→220円)になるんだそう。
利用対象は「大人と子ども」で、親子・祖父母と孫に限らないみたいです。
2024年度の申し込み・利用4月8日(月)からで、ネット申請した人に対して、銭湯で利用できる電子チケットが交付されます。
申し込み期間・利用期間
2024年4月8日(月)~2025年3月31日(月)
申請方法など
神戸市サイト
よく銭湯を利用する人にとっては、利用料金が据え置きとなるのはうれしいですね。大人と子ども向けの入浴割引も始まるので、活用してみてはいかがでしょうか。
◆関連リンク
・銭湯 入浴料金の据え置き支援 – 神戸市
・地域子育て入浴割引(銭湯利用促進事業) – 神戸市
西区と北区は何故ないの?