
出産後の母親が利用できる「産後ケア」のサービスについて、神戸市が「オンライン予約システム」を導入しました。政令市では初だそうです。
「産後ケア」とは、出産後の母親が受け入れ施設に宿泊または通所して心身を休めながら、授乳や沐浴などの育児技術を身につけられるよう助産師などの専門家からサポートしてもらえるサービス。
育児不安を抱える母親を支援しようと、神戸市では2014年に市内6か所の助産所でスタートし、現在では35か所に広がっています(2025年4月時点)。

神戸市での産後ケア利用者は増加傾向にありますが、これまでは利用者が自分で施設を探し、施設に直接電話をかけて予約する必要がありました。
利用者から空き状況の把握やオンライン予約などを求める声があり、今回、政令市では初となる予約システムの実証実験を行うことになったそう。

専用サイトにアクセスすれば、住んでいる場所から近い順に施設を検索でき、カレンダーで施設の空き状況も確認できます。サービスの利用申請・施設の検索と予約、利用回数の管理までスマホ上で完結できるみたい。
予約機能については12月15日(月)から、施設の利用については来年2月1日から可能。初回利用時は、事前にアカウント作成と神戸市への利用承認申請が必要です。
オンライン予約が可能になれば、利用のハードルがグッと下がりそうですね。予約方法やサービスについての詳しい情報は、神戸市ホームページにてご確認ください。
◆関連リンク
・産後ケア事業(宿泊・通所) – 神戸市













































やよい
「推し」のライブによく出没します。
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