男はつらいよ「シリーズ最終作」は『震災直後の神戸』でロケ。人々の「署名」で実現、撮影場所は?【神戸クイズ】

【神戸クイズ】のコーナーでは、2016年まで神戸商工会議所が実施していた「神戸学検定」の問題を紹介していきます!

記事をチェックすれば、神戸のことを今よりもっと知ることができるかも?それでは今回のクイズをどうぞ。

 問題 
寅さんシリーズの第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』は、1995年10月、神戸のどこでロケが行われたか。

①新長田商店街
②菅原商店街
③三宮センター街
④元町商店街

正解は......

②菅原商店街 です! 

問題提供:神戸商工会議所 神戸学検定


画像:松竹映画『男はつらいよ』公式サイトより

 解説  菅原商店街

26年間に48作続いた「男はつらいよ」シリーズの最終作である『寅次郎紅の花(1995)』は、現在の長田区役所から海側に8分ほど歩いたあたりにあった「菅原商店街」で撮影が行われました。

本作が制作された年(1995年)の1月17日には阪神・淡路大震災が起こり、神戸ロケは当初予定されていませんでしたが、被災地の人々による強い要請があり嘆願書署名まで提出されたため実現したのだそう。

撮影当時、寅次郎役の渥美清(あつみきよし)さんは肝臓の癌が肺にまで転移しており、主治医から前作以来「もう出演は不可能」と診断されながらも無理を押して出演。渥美さんは映画の公開翌年である1996年8月に亡くなっています。

被災地に立つ寅さんの「皆様、本当にご苦労様でした」という言葉は、寅さんと俳優・渥美清さんの最期の台詞となりました。

 

 

震災の記憶も生々しい神戸で喜劇映画を撮るというミスマッチに悩んでいたという山田洋次 監督。

しかし長田区でパンの製造・販売をする障がい者の作業所を運営していた夫妻が一通のファンレターを監督に送ったことから、監督は「寅さんなら、たまたま立ち寄った神戸でボランティアをしていても不思議ではない」と考えて脚本を書き上げたんですって。

ファンレターを送った石倉夫妻の名前は、そのままパン屋の店主役の夫妻の役名として生かされています。

みなさんはもうご存知でしたか?ぜひコメント欄で教えてください。「神戸クイズ」のコーナーでは、今後も神戸にまつわる豆知識を紹介していきます!

 

この記事を書いた人

やよい

「推し」のライブによく出没します。

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