新神戸~谷上を走る「北神急行線」が6月から市営化。谷上までの運賃が大幅引き下げ

新神戸駅~谷上駅を走る「北神急行線」が、6月から市営化されます。

ダイアはそのままで、市営化に伴って、三宮~谷上間の「普通料金」はほぼ半額、「通勤・通学定期」については半額以下と、大幅に運賃が引き下げられています。定期券については、新旧運賃の差額が返金されます。

実施日
2020年6月1日(月)

料金
「谷上駅~三宮駅」間の例 ※定期は1か月定期の料金です。
・普通運賃 : 550円 ⇒ 280円
・通勤定期:22,300円 ⇒ 10,620円
・通学定期(中高生):13,240円 ⇒ 5,900円 

【普通運賃】

普通料金は、新神戸~谷上間を除き、全区間で大人は270円・小児は140円値下げされています。

【回数券・定期券】

値下げの割合を見てみると、「普通運賃・回数券」は、三宮~谷上間の料金がほぼ半額、「定期券」に関しても、三宮~谷上間が通勤・通学定期券ともに半額以下となっています。

定期券・回数券(谷上駅~新神戸駅)の取り扱い
・新料金の「市営地下鉄」北神線の定期券・回数券は、6月1日以降に購入できます。
・5月31日までに購入した北神急行電鉄の定期券・回数券は、6月1日以降も引き続き利用できます。

 定期券の払い戻し
 6月1日以降に、新料金の「市営地下鉄」北神線の定期券への買い換えや、旧料金の定期券で利用した日数分の差額返金などが行われます。
【定期券の有効期限が終了している場合】
 ⇒6月1日から定期券の有効期間終了日までの新旧運賃の差額が返金。
【定期券の有効期間中の場合】
 ⇒6月1日から払戻日までの新旧運賃の差額が返金され、払戻日の翌日から定期券の有効期間終了日までの定期運賃が払い戻しされます。
 ※有効期間中の払い戻しは、当日(以降)から利用する「継続定期券」の購入が条件となります。
 詳細(手続き方法、受付場所、実施期間など)は、改めてウェブサイトなどで発表されます。

 回数券の払い戻し
・5月31日までに購入した北神急行電鉄の回数券(有効期限内)は、6月1日以降に、駅窓口で下記の方法によって払戻しが行われます。
 払戻額=券面に表示されている金額 (使用枚数×普通料金)※手数料なし

その他の乗車券の取り扱い
・「敬老パス」は優待料金で「福祉パス」は無料で利用できます。「敬老割引定期」も発売され「敬老無料乗車券」の利用も可能となっています。
・「PiTaPa利用額割引」は、地下鉄の利用額割引に準じて利用できます。
・5月31日までに購入した「地下鉄、市バス&地下鉄共通の1日乗車券」は、6月1日以降に駅窓口で交換する必要があります。
・北神線を含む企画乗車券の発売は、現在休止されています。

運賃は全区間で引き下げられ、定期券を使っている人は、新しく値下げされた金額との差額分がしっかり戻ってくるみたいです。

◆関連リンク
神戸市交通局 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

ユカコ

気付いたら一人で六甲ケーブルに乗っていました。

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2 件のコメントコメントを残す
  • キタールさんの親戚

    神戸ジャーナルのライターさま。
     これからも北区をもっと”オモシロク”紹介お願いします。
    神戸市民のみなさま。
     遊びに来てくださいね。

    2020年6月1日1:44 PM 返信する
  • まさやん

    この内装が阪急電車仕様(木目調)の車輌はどうなるのか?
    償却期間が終了するまで使われるのか?

    2020年6月1日9:16 AM 返信する