阪神高速7号北神戸線で実施されている「料金割引」の社会実験で、実施期間が2025年3月末まで延長されるほか、新たに「五社ランプ」も割引対象になるそうです。
「有馬街道」で平日朝など慢性的な渋滞が課題
北区と中央区を結ぶ主要な幹線道路である「有馬街道(県道神戸三田線)」は、周辺に代替路がないため、平日朝のピーク時など、慢性的な渋滞解消がずっと課題だったんだそう。
道路整備や改良など、これまでさまざまなハード対策が行われてきて、渋滞緩和にある程度の効果は見られているそうです。
さらなる渋滞対策として2023年4月から取り組んでいるのが、並行する阪神高速7号北神戸線における「料金割引」。
神戸三田線ではなく阪神高速を使ってもらうことで、渋滞緩和を図るという社会実験なんだとか。
料金割引は、2023年4月~2024年3月末を対象に実施中。効果を検証した結果、交通環境の改善に一定の効果が見られたんだそうです。
2025年3月末まで延長
さらなる渋滞緩和を目的に、実施期間を2025年3月末まで延長し、割引対象ランプに「五社」も追加されることになりました。
社会実験の概要
実施期間
2024年4月1日(月)~2025年3月31日(月)
対象時間
平日 6:00~10:00
対象車種
ETC搭載の普通車・軽自動車・自動二輪車
(上記対象時間に対象ランプから入り、対象ランプで出た車両)
割引料金・対象ランプ
※都心4ランプ:国道2号、二宮、神若、新神戸駅
※都心4ランプの料金については、国道2号ランプの料金を記載
※新神戸トンネルと3号神戸線とを引き続いて通行する場合は、割引の適用はありません
※障がい者割引との重複適用はありません(障がい者割引が優先されます)
詳細な割引料金
社会実験は2025年3月末までとなっていますが、渋滞緩和に効果がみられて、施策が継続・延長されるとよいですね。
◆関連リンク
・神戸三田線の渋滞を緩和する「阪神高速北神戸線の料金割引社会実験」 – 神戸市
・阪神高速道路 ドライバーズサイト – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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