
日本のMNO(移動体通信事業者、いわゆる3大キャリア)は、docomo、au、Softbank(Y!mobileを含む)となりますが、10月からそこに「楽天モバイル」が加わることになります。
MNOになるには、全国に基地局を設置する必要がありますが、「楽天モバイル」は、「東京23区、名古屋市、大阪市および兵庫県の一部」に基地局を設置し、足りない部分は、auのネットワークを利用する予定です。
兵庫県の一部には、全域かどうか分かりませんが、「神戸市」が含まれています。
いよいよ、携帯電話も価格競争が活発になるんじゃないかと期待していますし、その他の格安SIMなどもありますが、利用度合いに応じて、選択肢が増えるのは楽しみです。
料金設定がまだ発表されていませんが、3大キャリアよりは安い価格設定になりそうですし、格安SIMに比べてどうかという事と、Y!mobileと比べてどうかは気になるところ。
あと、格安SIMにはない、「通話かけ放題」プランは設定されるのかどうか。
と、楽しみは尽きない訳ですが、基地局の設置が遅れているそうで、正式サービスの開始が遅れるようです。ただし、既に設置している基地局もありますので、10月1日から来年3月31日まで、無料でお試しできる「無料サポータープログラム」が開始されます。
無料サポータープログラム
お申し込み 期間 | 2019年10月1日(火)0:00~2019年10月7日(月)9:59 |
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ご契約情報 登録期間 | 2019年10月11日(金)~ |
プログラム期間 | 開通後~2020年3月31日(火)予定 ※本プログラムは予告なく内容の変更・延長・早期終了もしくは中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
募集人数 | 5,000名 |
対象者 | ・東京23区、名古屋市、大阪市、神戸市にお住まいの方 ・満18歳以上の方 ・新規お申し込み、またはMNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)にて乗り換えいただける方 ※上記の条件を満たした方の中から、応募者多数の場合は抽選をさせていただき、2019年10月11日(金)より順次、ご案内メールをお送りします。 |
提供サービス | ・国内・国際通話無制限 ・国内・海外データ通信無制限(100GB+データチャージ) |
要件 | ・品質テスト、アンケート(複数回)にご協力いただくこと ・楽天回線 対応製品をご利用いただくこと |
基本的には、すべて無料で携帯電話を利用できるということと、5,000人を募集して、現在の居住エリアが限定されているというのが条件です。
つまり、基地局を設置したエリアの品質テストも兼ねているということで、無料で使っている間に、アンケートへの回答が求められます。
神戸にも基地局が設置されていますので、神戸に住んでいる人も、MNPで乗り換えとかすると対象になるんです。申込みが開始される10月1日には、無料期間経過後の料金プランなども発表されていると思いますので、ぜひ、利用の検討をしてみてはいかがでしょうか。
神戸に住んでいて、3大キャリア(docomo、au、Softbank)を使っている人は、メールアドレスが変わってしまうとかの話はあるかもしれませんが、それ以上のコストメリットはあるはず。
あと、楽天モバイルの参入に合わせて、3大キャリアの料金プランの変更などもあると思いますので、そのあたりも合わせて要チェックです。
◆関連リンク
・楽天モバイル – 公式サイト
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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