神戸市が『自動PCR検査ロボット』の開発支援へ。遠隔操作での検体採取が可能に

神戸市が、市内医療用ロボットメーカー「メディカロイド」と連携し、遠隔操作での検体採取などを行う『自動PCR検査ロボット』の開発・実用化を支援すると発表しました。

新型コロナウイルスの再拡大に備えて、検査ロボットの他にも「見守り・ケアネットワーク」システムなどの実用化によって、医療従事者の感染リスクや作業負担の低減、PCR検査体制の充実を目指していくそうです。

ロボットシステムの概要
(1)遠隔操作による検体採取ロボットシステム
(2)「自動PCR検査ロボット」システム
(3)検温などのバイタル測定や、食事のデリバリーなどを行う「見守り・ケアネットワーク」システム

神戸市の支援体制
・社会実装に向けた病院・宿泊療養施設などとの調整
・「神戸医療産業都市推進機構」のコーディネーターによる伴走支援
・開発経費などに対する財政支援

今後のスケジュール
・2020年6月~9月 : ロボットシステムの設計・製作・評価
・2020年10月 : 神戸医療産業都市内の施設で運用開始予定

検査ロボットは、今年の10月を目標に実用化を目指す模様です。感染から医療スタッフを守り、コロナ第二波に備えてPCR検査体制の充実を目指す、心強い取り組みです。

◆関連リンク
神戸市 – 公式サイト
メディカロイド – 公式サイト

 

この記事を書いた人

ユカコ

気付いたら一人で六甲ケーブルに乗っていました。

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