ポートライナーからも見える懐かしのロゴがなくなるそうです。
神戸市中央区港島中町8
2002年に開かれたサッカー日韓ワールドカップのロゴマークが描かれているのは、ポートアイランドの「旧港島クリーンセンター」の煙突です。
「中央市民病院」の北西で、「ポートアイランドリハビリテーション病院」のすぐ横。ロゴは煙突の東西の面に描かれてます。
「クリーンセンター」の機能は、2017年にポーアイ南部へと移転していて、解体撤去工事は去年から始まってます。
すでに建物部分は足場などで覆われ、煙突にもついに足場が掛けられ始めた状況です。
サッカーW杯は、神戸ウイングスタジアム(いまのノエビアスタジアム神戸)で決勝トーナメントを含めて3試合が行われました。
このロゴを見かけるたびに、あぁ神戸にも世界の名プレーヤーたちが集ったんだなぁと思い出す人もいるんじゃないでしょうか。
ただ、なんでポーアイのこの煙突にW杯ロゴがあるのか謎と言われてます。
当時は神戸空港もなかったので、市外から来たサポーターが目にするということも少なかっただろうに…なぜ?神戸新聞が頑張って取材しても、経緯は分からなかったみたい。
いまは車窓から見えるポートライナーも、当時は「市民広場」までだったので、たぶん見えなかったでしょうね。
市民が目にしていたとしたら、煙突の東側にある「ポートアイランド南公園」からかもしれません。
当時から公園だったみたいなので、ひょっこり飛び出てたロゴが目に入ってきて、なんだ?って気になったり、もうすぐだなぁ~ってワクワクした人がいたのかも。
ちなみに、最近新たに設置された遊具が「ポートタワー」になってます。船の形をしてたり神戸っぽい感じですね。
解体工事は今年8月までの予定ですが、まもなくW杯のロゴは足場に囲われて見えなくなります。
わざわざ見に行くってものでもないかもしれませんが、ふとW杯の熱狂を思い出すきっかけがなくなるというのは、なんだか寂しい気がします。
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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