街中に溢れているいろんなものをKOBE Journal編集部が食べて・使ってみる「こべくら企画 第4弾」
前回テーマを募集したところ、パンの次に多かったのが『珈琲』。やっぱり神戸と言えば珈琲でしょう!という声がたくさんありました。
そこで今回は、Instagram@kobe_journalでフォロワーのみなさんへ募集した「あなたのオススメ珈琲豆屋さん」の中から得票数の多かった6店舗を厳選。
今回は比較的新しい3店舗を、次回老舗3店舗、というかたちで2本立てでご紹介していきます。
今回珈琲豆をテイクアウトした焙煎所
【西元町】COFFEE ROAST ONE’S(コーヒーローストワンズ)
【鹿の子台】NORTHEN EIGHT COFFEE(ノーザンエイトコーヒー)
【朝霧】豆鶴(まめつる)
【種類・こだわり・付加価値】の3つのポイントでレビューしていきたいと思います!
COFFEE ROAST ONE’S(コーヒーローストワンズ)
JR元町駅西口から徒歩8分のところにある『COFFEE ROAST ONE’S(コーヒーローストワンズ)』
元町商店街がすぐ見えています。お店の真向かいには、ふわふわスポンジに苺の乗ったざくろが有名な「元町ケーキ」があります。
店内に入ると驚きの品数。コーヒーローストワンズでは【オーダー焙煎】にこだわっていて、注文してから焙煎をしてくれるので販売しているのはすべて生豆。
南米・中南米・カリブ海・アフリカ・アジアなどなど世界各国の豆が楽しめます。
生豆はこんな感じ。豆の種類が多すぎて悩んでしまうという人もご安心を。
店主のお勧めなどコーヒーについていろいろ詳しいプチ情報を張り出してくれているので選ぶのが楽しい。店員さんもとても親切に説明をしてくれます。
珈琲の焙煎は混んでいなければ10分ほど。店内のカフェスペースで待ち時間にコーヒーを提供してくれるのも嬉しい。※現在はカフェスペースの利用を停止しているためコーヒーサービスもしておりません。
ブラジルショコラ 200g 990円(税込)
今回注文したのはお店で1番人気の『ブラジルショコラ』。酸味はなくブラックでもオ・レでも楽しめる豆だそうです。
販売は200g~。生豆は焙煎すると水分が飛んで量が減るので焙煎後の段階で200gになるように販売してくれます。焙煎した豆は『そのまま』or『挽いて』持ち帰り、どちらでも選べます。
まとめ
【種類]
・常時30種類ほど
・世界各国の豆が味わえる
・月替わりの豆がある
【こだわり】
・生豆で注文後の焙煎
【付加価値】
・カフェスペースがある
・焙煎時間の試飲サービス
豆は焙煎してから日を追うごとに味が変わると言いますが、焙煎直後より3日くらいが美味しいとお店の人が言っていました。
なかなか焙煎直後を味わえることも少ないので、味の変化を楽しめるのもコーヒーローストワンズの魅力の一つかも。
COFFEE ROAST ONE’S(コーヒーローストワンズ)
【住所】神戸市中央区元町通5-4-8 三木ビル1F MAP
【電話番号】078-381-5581
【営業時間】11:00~19:00
【定休日】水曜日・木曜日 ※月によって異なる場合があります。
【リンク】公式サイト / Instagram
NORTHEN EIGHT COFFEE(ノーザンエイトコーヒー)
神戸市北区鹿の子台にある『NORTHEN EIGHT COFFEE(ノーザンエイトコーヒー)』。車で10分ほど南西に行くとFARM CIRCUS(ファームサーカス)があるあたり。
すぐそばにマルハチがあり駐車場はそこを使ったらよいとのこと。
ノーザンエイトは「焙煎所」というよりカフェにも力を入れているので店内のイートインスペースは広々としています。
座席は一つ一つゆったりしていますが、数席だけテラス席もあるので今の季節はそちらもいいかも。
テイクアウトのメニューも充実。地元の野菜をふんだんに使ったヘルシーでありながら、見た目にもオシャレなメニューがたくさんあります。※ドリンクセットで選べる珈琲の種類は指定できませんのでご注意を。
N8C ブレンドミディアム 100g 750円(税込)
今回注文したお豆は「N8C ブレンドミディアム」。N8C=ノーザンエイトコーヒーの略し方がおしゃれ!
こちらは店内でも持ち帰りでも一番売れ筋らしく、先ほどと同じくブラックでもオ・レでも楽しめる豆だそうです。
焙煎は毎日ではなく、購入日から考えると5日ほど経っていますが「焙煎後3日目からが美味しい」ので行くと飲み頃です。
100g(カップ7~8杯分)から販売してくれるので、2人暮らしだと数日分という感じ。こまめに新しいお豆を楽しめるのもいいですね。
こだわりは店内の珈琲をすべて『ハンドドリップ』で提供しているというところ。
手作業で1杯1杯いれていくことで、雑味のない珈琲本来の味と香りを楽しんでもらえるようにとの思いがあるそうで、そこに対しての手間暇は惜しみません。
焙煎した豆は『そのまま』or『挽いて』持ち帰り、どちらでも選べます。
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まずは飲み比べをしてみたいという人には1杯ずつのドリップも150円(税込)で販売しています。お気に入りの味を見つけてから豆の購入をするのもいいですし、見た目にもオシャレなのでギフトにもおすすめ。
まとめ
【種類]
・常時3種類ほど
・SASONALという限定豆の販売もある
【こだわり】
・店内の珈琲をすべてハンドドリップで提供
・カフェ内での自家焙煎
【付加価値】
・カフェメニュー・テイクアウトが充実
・8つの付く日はお得な詰め合わせを販売
近くには広い公園なども充実しているので、食べ物やスイーツをテイクアウトして珈琲と一緒に屋外で楽しんでみてもいいかもしれません。
NORTHEN EIGHT COFFEE(ノーザンエイトコーヒー)
【住所】神戸市北区鹿の子台南町6-3-2 MAP
【電話番号】078-381-5581
【営業時間】平日9:00~20:00 土日祝8:00~19:00
【定休日】不定休
【リンク】公式サイト / Facebook / Instagram
焙煎豆鶴(まめつる)
JR朝霧駅から山側へ徒歩3分のところにある『焙煎豆鶴(まめつる)』。試飲もできる珈琲豆専門のお店です。
ブラジルプレミアムショコラ 100g 650円(税込)
今回注文したのは1番人気で初めて豆鶴で珈琲を注文する人におすすめの『ブラジルプレミアムショコラ』。こちらもブラックでもオ・レでも楽しめます。
Instagramのストーリーで『本日の焙煎』が投稿され、購入できる豆を事前にチェックできます。
季節に合わせてアフリカ・アジア・中南米から取り寄せた生豆を毎日少しずつ焙煎しているので、いつも「当日焙煎」した豆を購入できるのも魅力。
購入日(=焙煎日)から10日以内に飲むのがお勧めだそう。入れるお湯は沸騰したてではなく85度がおすすめと入れ方のコツも書いてくれているのが嬉しいです。
販売は100g~。焙煎した豆は『そのまま』or『挽いて』持ち帰り、どちらでも選べます。
緊急事態宣言を受けて、1組(2名様)に限定していますが、試飲(というか1杯分を購入)して豆を選ぶこともできます。
豆鶴では使い捨て容器などを使用していないので、タンブラー(250ml~)を持参していれば、HOT 500円(税込)/ICE 600円(税込)。
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タンブラーを持っていない人はオリジナルタンブラーに入れて一律900円で試飲ができます。タンブラーのカラーバリエーションも豊富で悩みますね。
まとめ
【種類] ・常時6種類ほど
・季節限定のレア豆の販売もある
【こだわり】
・当日の朝焙煎している
【付加価値】
・エコに配慮したサービス
・亭主犬好き。リードをかけるフックもある。
美味しい珈琲豆をただ手に入れられるだけでなく、ほんの少しの意識で環境に配慮したことができるというのもいいですね。
お店のカウンター席は、珈琲を試飲しながら亭主と語らう地元の人の様子がよく見られます。美味しいコーヒーを探しながら亭主と話が出来るスタイルなのも魅力の一つのようです。
焙煎豆鶴(まめつる)
【住所】明石市朝霧南町2-197-2 MAP
【問い合わせ】info@mame-tsuru.com
【営業時間】9:30~日の入り ※売り切れ次第早めに終了
【定休日】不定休
【リンク】公式サイト / Facebook / Instagram
今回は珈琲豆焙煎所の「New Face 編」をご紹介しました。
次回のこべくら企画は『珈琲豆焙煎所(老舗編)』でみなさんご存じの老舗編を比べていきますので、こちらもお楽しみに。