本記事は【武庫川女子大学】の現役学生が担当しています。
【取材・記事執筆】
武庫川女子大学 社会情報学部 社会情報学科 たむちゃんさん・うた さん
(メディアと生活文化/担当教員:社会情報学部社会情報学科 大森いさみ教授)
こんにちは!私たちは武庫川女子大学 社会情報学部 大森ゼミの学生です。
今回は2025年12月2日に学内で開催した『おせちビュッフェイベント』についてお届け!イベント実現に至るまでの「経緯」や「こだわりポイント」についてご紹介します。
Index
おせちビュッフェイベントとは?

『おせちビュッフェイベント』は、武庫川女子大学の学生のみなさんに、好きな具材を自由に選んで自分だけのおせちを作ってもらう体験型イベントです。
なぜこのイベントを企画したのか。きっかけはゼミ活動で行ったプロジェクトでした。
4月から「日本の食文化を若い世代につなぐプロモーション」をテーマに取り組む中で、おせちに関するアンケートを学生200人に実施。

その結果「好きな料理が入っていない」「おいしいと思わない」「作るのが面倒」「値段が高い」といった意見が多く見られ、さまざまな面でおせち離れが進んでいることを知ります。
イベント企画側のゼミ生も当初は「おせち」に馴染みがなかったものの、実際に食べてみると「和食中心という従来のおせちのイメージとは異なり、幅広い料理を楽しめること」「華やかでかわいらしい見た目を楽しめること」などが新たな発見も。
おせちの奥深さと楽しさを実感したことで、「この魅力を学生にももっと身近に、楽しく伝えたい」と考えるようになります。同じ学生だからこそ、学生目線で共感しやすい形で魅力を伝えられるのではと感じ、そこから試行錯誤が始まります。
学生に届けるには?ゼミ生同士で考え抜いた企画づくり

今回のイベントでは、企画から運営まですべてゼミ生が担当!
会場の手配や内装デザインの検討・当日提供するメニューの選定・告知・宣伝活動へとやるべきことが多く、目まぐるしく進んでいきます。
その中でも私たちが描いた「学生が楽しみながらおせちの魅力に触れられるイベント」を実現するために、協力企業である「板前魂」やチーム内で話し合いを重ねるなかでイベントへの参加意欲を高めにくいという課題に直面。
宣伝の際に「オリジナル」や「ビュッフェ」「スイーツ」といったキャッチーなワードを盛り込んで、学生が興味を持ちやすいかたちにを目指します。
さらに参加者にとどまらず、その先まで「おせちの魅力」を広げるにはどのようにすればよいかと考える中で、参加者がSNSで発信したくなるアイデアを盛り込むことに。
おせちの魅力を広げるアイデア

ゼミ生で約50品のおせち料理を試食し、味や見た目・挑戦のしやすさなどの観点から当日提供する25品を選定することに。
おせちに馴染みのない学生にも興味を持ってもらえるよう、「海老」や「伊達巻」などおなじみのおせち料理に加え、「スイーツ」を多く取り入れることを検討しました。

各料理の「いわれ」を書いたプレートも添えて、料理を選ぶ際に「おせちの文化」を学べる工夫も取り入れます。
参加者がSNSで発信したくなるアイデアとして決定したのが「フォトブース」の設置です。

学生が好みに合わせて自由に楽しめるよう、デザインは伝統的な雰囲気を感じられる「和風スタイル」と「可愛らしい現代風スタイル」の2種類を用意。思わず写真を撮ってSNSに投稿したくなるような“映え”を意識しています。
参加者自身の体験や感情がSNSを通して共有されることで、イベントの魅力やおせちに対する新しいイメージが自然とより多くの人に広がっていくことを目指します。
基本情報・まとめ
今回は、イベント概要と準備段階での工夫について紹介しました。
学生のみなさんにおせちを『おいしい・かわいい・楽しい』と感じてもらえるよう、メニューやフォトスポットなど細かい部分まで思いを込めています。
当日の様子をまとめた記事も公開されているので、ぜひそちらもチェックしてみてください!
主催
武庫川女子大学 社会情報学部社会情報学科 大森ゼミ 3年
株式会社ナカノモードエンタープライズ 板前魂
◆関連リンク
・武庫川女子大学 – 公式サイト
・板前魂 – 公式サイト











































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