緊急事態宣言、三宮周辺の様子を見てきた

緊急事態宣言が発表され、さらに多くの業種に影響がでている状況となっていますが、三宮周辺の様子を見てきました。シャッターが閉まっているだけではなく、様々な影響がでているようです。

新型コロナ関連における全国の倒産も、観光・飲食関連企業が7割となっていて、緊急事態宣言の対象となった神戸においてはさらに影響が出ることが見込まれますし、観光・飲食以外の業種にも広がりそうです。

神戸市の大型施設【休館状況】をまとめました

2020年4月8日

まずは、JR三ノ宮駅。明らかに人が減っているのが分かりますし、人が集まることを懸念して、目の前にある喫煙所も閉鎖されています。

食品売り場を除き休業を決めた「神戸阪急」。目の前の人通りも少なくなっているような気がします。車の交通量はそこまで影響があるようにも思えませんが、徒歩の人は明らかに少ないです。

こちらはパチンコ店。一定の対策をとりつつ営業をしているようです。今回の緊急事態宣言は「強制力のない要請」を強く行っていくという形ですが、対応は各事業者に委ねられています。

「強制力のない要請」はつまり「補償」の話は別であることを意味していることを考えると、対策を取りながら営業を続けるという選択肢も十分に考えられるということになります。

神戸マルイ。当分営業自粛。駅からすぐという立地ですので、影響の大きさを物語っているような気がします。

 

 

三宮センター街の様子。11時前でオープンはこれからというお店も多いかと思いますが、シャッターに張り紙を貼って営業自粛を決めた店舗も多かったです。

行ってみて分かったのですが、通常、オープン前にお店に搬入するはずの荷物が、この状態で立ち往生?

お店を開けたところには搬入する必要があると思いますので、目の前で待っている状況です。持ち帰りもかなりの量になることが想定され、物流会社にもかなりの負荷がかかっているんじゃないでしょうか。

大丸神戸店の前の道路。テレビ局の取材でカメラマンが交差点を映しています。ただ、通常撮影が行われる場合はもう少し人数がいると思うのですが1人です。

「かもめりあ中突堤中央ターミナル」の前。観光客の人で賑わっていましたが今は閑散としています。先週はもう少し人がいたような気もします。

 

 

続いて、昨日の様子。緊急事態宣言が発表された後で、23時半くらいです。行った時間も遅めでしたが、それでもこの状況はあまり見たことがありません。

東急ハンズ三宮店の前から生田新道を見た様子。若干人がいますが、キャッチの人の方が多いという状況です。

こちら生田神社の横を南北に結ぶ東門街。飲食店が多い歓楽街です。色々なタイプの飲食店があるエリアですが、かなりの影響だと想像できます。

最後に北野坂の一番駅に近いところ。深夜とも思える人通りで、こちらもキャッチの人がちらほらいる程度です。

対策・補償の方針を示す政府、基礎自治体としての神戸市、また緊急事態宣言の先頭に立つ兵庫県。

兵庫県を中心として対応する中で、基礎自治体としての神戸市は市民や事業者にどのようなサポートや情報提供ができるのか。

それぞれの決断が迫られる中で、自粛期間で新型コロナの終息を願っていますし、経済的にも手遅れにならないサポートが望まれます。

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

ライター一覧

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。

26 件のコメントコメントを残す
  • モンキー

    お商売 されてる 方には 死活問題 だと 思います が 時間かかるでしょうが 此による 金銭等の 損失は コロナが 終息すれば 取り戻せますが 命は取り戻せません 今は 苦しく お辛いでしょうが 正念場です 頑張って下さい

    2020年4月8日8:50 PM 返信する
  • 匿名さん

    緊急事態宣言だから人がいないのは当たり前
    逆に町にある路面店のコーナンやリユースビデオ屋さんに、いってみてください
    緊急事態ではなく
    普段の休日です。

    2020年4月8日8:40 PM 返信する
  • 元神戸人

    損失補償なくして休業なし。

    2020年4月8日8:23 PM 返信する