
兵庫県内における2025年の「新築分譲マンション市場動向」が発表されました。価格は県全体で前年比10.8%増となり、報道によれば過去10年で最も高かったそうです。
不動産市場に関する調査研究などを行う不動産経済研究所は、新築分譲マンションの発売戸数や平均価格などの市場動向を調査し、毎月公開しています。このほど近畿圏における2025年年間まとめが発表されました。
近畿圏では、ファミリー物件が前年比2.3%増の「1万1,945戸」で、投資用物件が前年比43.6%増と大幅に伸び「4,977戸」。
1億円を超える”億ション”は「972戸」で、前年比20.1%の増加だったそうです。

出典:不動産経済研究所 近畿圏新築分譲マンション市場動向2025年(年間のまとめ)より
兵庫県は「神戸市部」「兵庫県下」の項目で集計されています。
神戸市部においては、供給戸数は前年比15.2%減の「1,727戸」で、発売月内に売れた割合を示す契約率は微増。平均価格は同3.6%増の「4,772万円」で、㎡単価も同3.5%増の「97.8万円」でした。
兵庫県下では、供給戸数は「2,520戸」で前年比約1.5倍になったものの、契約率は2.1ポイント減。価格は前年比10.5%増の「6,127万円」で、坪単価は同12.7%増の「88.7万円」だったそうです。
兵庫県全体の供給戸数は4,247戸で、2年連続で増加。投資用物件が多かったものの、神戸市中心部のタワマン規制により、ファミリー向けの発売は少なかったようです。

出典:不動産経済研究所 近畿圏新築分譲マンション市場動向2025年(年間のまとめ)より
兵庫県全体のマンション価格の推移では、2023年は「5,139万円」(㎡単価76.5万円)で、24年に「5,031万円」(同85.9万円)。25年は前年から500万円以上増えた「5,576万円」(同91.7万円)でした。
2年前と比較すると、神戸市部の平均価格は下がっている一方で、坪単価は12万円増加。
兵庫県下のほうが伸びが大きく、平均価格は約900万円増、坪単価も約16万円増えているのがわかります。
不動産経済研究所大阪事務所は報道に対して、原材料価格や人件費など工事費が高騰していることに加えて、断熱・省エネ・創エネで消費エネルギー量が実質ゼロの「ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)」基準を満たすマンションが増えているため、今後も価格の上昇は続くだろうとコメントしています。
物件価格の上昇が進み、市民にはますます手が届かないことになりそうです。
神戸市は昨年11月に、独自の住宅供給を進めることを発表。立地特性を活かし、市民のニーズに応える「手が届く住宅」を増やす考えです。手が届く住宅が増えていくといいですね。
◆関連リンク
・不動産経済研究所 – 公式サイト












































あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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