神戸ピーポー No.3「有村 綾(ありむら あや)」さん イラストレーター

神戸に住んでいる人&活動する人を紹介する「神戸ピーポー」。今回は、フリーのイラストレーターとして活動する「有村 綾(ありむら あや)」さんを紹介します。

知っている人も多いかと思いますが、有村さんは神戸の景色を中心に、やさしいタッチの絵を描くイラストレーターで、最近で知られているところで言うと、神戸市消防局とコクヨのコラボ動画にイラストレーターとして参加しています。

神戸市消防局とコクヨがコラボ動画「家族の記録~母と娘の物語~」を配信開始。文具とイラストで「防火・防災」を伝える

2018年8月31日

今回「神戸ピーポー」として登場してもらうキッカケになったのは「LINEスタンプ」。かわいい神戸のスタンプがあったんで調べていると、有村さんが描いてるということが分かって、連絡してみたという感じです。

神戸弁を話す女の子の「LINEスタンプ」が販売されてる

2018年9月17日

芸術大学を卒業後、司会や受付などイラストとは関係ない仕事をしながらダブルワークでイラストを描いていたこともあるそうです。

おもしろいのが、スマスイのイルカのお姉さんもしていた事。イメージ的には幼稚園の先生みたいな雰囲気かもしれません。おっとり話すカワイイ声の持ち主で、たまにカワイイ声とは似つかない言葉を発するので、お話ししながらニヤニヤしてしまう。

ちなみに、持っているトートバッグのイラストも有村さん作。

有村さんのお気に入りのこれまでの作品を持ってきてもらいました。

色々な会社や団体から依頼を受けてイラストを描いているそうです。神戸や海関係の仕事が多いとのこと。イラスト自体が主張し過ぎないシンプルなところが特徴で、全体の雰囲気にうまく溶け込んだ柔らかいテイスト。

イラスト初心者向けの本なんかも出版しています。

依頼を受けて制作したイラストではなくて、自分で発表・販売しているポストカード。神戸の一風景を切り取り、それぞれの場所の特徴をうまく表現した作品ではないでしょうか。取り扱い店舗はこちらのページでご確認を。ナガサワ文具センター本店やカワサキワールドなどで販売されています。

最後に、有村さん本人のコメントをどうぞ。

神戸ピーポー No.3「有村 綾(ありむら あや)」さん コメント

神戸との関係
垂水で生まれ育ちました。カワサキワールドで受付をしていた時に職員の方から「神戸の絵を描いてミュージアムショップに置いてみたら?」と提案されたのが、神戸のポストカードを作るきっかけになりました。そのうち他の店にも置いてもらえるようになり、それを見た方からイラストの依頼があったりして、少しずづ神戸の仕事が増えていきました。

最近のおすすめスポット
元町商店街は老舗と新しい店が混在していて楽しいし、ビルの合間からポートタワーが見えるのも神戸らしくて好きな風景です。先日「はた珈琲店」で買ったコーヒー豆がとても美味しかったので、また買いに行こうと思っています。夜遅く業者の方が清掃している場面を見ると、明治時代から続く商店街は丁寧なメンテナンスによって守られているんだなと感じます。

ひと言
大好きな神戸でイラストの仕事ができて嬉しいです。これからも楽しみながら描き続けます。

◆関連リンク
Aya Arimura Illustration – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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1 個のコメントコメントを残す
  • 西塚義文

    優しいイラストで神戸の街を描いてくれて神戸市民として嬉しいです

    2019年10月1日6:28 AM 返信する