
大盛況のなか閉幕した「大阪・関西万博」。会場内のパビリオンは、個性的な建物、趣向を凝らした展示に加えて、併設カフェ・レストランでの「万博グルメ」も見どころでした。
実は神戸・大阪には、万博内カフェ・レストランの一部メニューを提供していた「ベーカリー」や「パティスリー」があります。
そこで今回は、大阪・神戸エリアにある「海外パビリオンのパン・スイーツ」が楽しめるお店を特集。
閉幕後も万博グルメの味を楽しみたい人はぜひチェックしてみてください。
Index
※本記事は掲載時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
【神戸】Wafelhuis(ワーフルハウス)
画像:公式サイトより
灘区にある「Wafelhuis(ワーフルハウス)」は、オランダの手作り焼き菓子のお店です。
最寄り駅はJR六甲道駅で、駅から北に歩いて6分ほどのところにあります。
万博ではオランダパビリオン併設カフェの人気メニュー「ストロープワッフル」を提供していました。
画像:公式サイトより
ストロープワッフルは、クッキー生地にキャラメルをたっぷり挟んだ焼き菓子で、店内ではストロープワッフルの製造工程を間近に見られます。
1枚1枚丁寧に焼いているそうで、店内では焼きたてが食べられるのだとか。
フレーバーは、りんご・オレンジ・バニラ・シナモンなど数種類あり、価格は組み合わせ色々で、6枚入りで1,050円。4種類の味が2枚ずつ入った8枚入りは1,400円とお手頃です。
お店の外には自動販売機もあるので、気軽に購入できますよ。
注目のおすすめポイント
住所
神戸市灘区六甲町1-6-21 MAP
営業時間
11:00~18:00
定休日
日曜日
◆関連リンク
・Wafelhuis Stroopwafels – ワーフルハウス – 公式サイト
【大阪】Panetteria Ottimo Massimo.(パネッテリーア・オッティモ・マッシモ)
画像:Instagram(@_ki_i_ro_)より
東大阪市の布施にある「Panetteria Ottimo Massimo.(パネッテリーア オッティモ マッシモ)」は、イタリアで修業した職人による、イタリアのパンと郷土菓子の工房です。
最寄り駅は近鉄 布施駅で、駅から北に歩いて8分ほど。
イタリア本土で親しまれている伝統的な季節のパンや焼き菓子に加えて、お客さんのいろいろな要望に応えて特別につくるオーダーメイドパンを販売しています。
万博では、ドイツパビリオン併設レストランや、ルクセンブルクパビリオン併設カフェの一部メニューに、ハード系のパンを提供していました。
ルクセンブルクパビリオンのソーセージパン/パネットーネ
画像右:公式Instagramより
看板商品は、イタリアで春と冬だけ食べられる郷土菓子「パネットーネ」です。
イタリアではクリスマス時期に、伝統行事として楽しまれているドーム型のお菓子だそうで、現地ではディナー後にクリームを添えて食べるのが一般的なんだとか。
この工房では、イタリア伝統の食材やレシピの割合にこだわった「パネットーネ」を期間限定で販売しています。
今年は11月ごろから販売開始予定で、10月下旬ごろから予約の受付も始めるそうですよ。
注目のおすすめポイント
住所
大阪府東大阪市長堂1-29-12 MAP
営業時間
9:00~21:00
※売り切れ次第閉店
※水曜日は15:00まで
定休日
月曜日/不定
◆関連リンク
・布施のパン屋「Panetteria Ottimo Massimo.」 – 公式サイト
・Panetteria Ottimo Massimo. – 公式Instagram
【大阪】コンフィセリー・ラパート
画像:公式Instagramより
東大阪市にある「コンフィセリー・ラパート」は、スイス人パティシエが営む、スイスの洋菓子店です。
最寄り駅は近鉄 瓢箪山駅で、駅から北へ道路沿いに歩いて徒歩6分のところにあります。
万博では、スイスパビリオン併設カフェに加えて、クウェート・アメリカ・イギリス・カナダ各パビリオンでも、このパティスリーのケーキが提供されていました。
画像:Instagram(@peridot_163)/Instagram(@ka.ru.kan__screw1093)より
お店では、味の種類が豊富な「トリュフ」「プラリネ」、クリームたっぷりの「クリームロール」や「シュークリーム」、濃厚でコクのある味わいが楽しめる「ベークドチーズケーキ」などが人気なんだとか。
お手頃価格のスイーツが多いそうで、価格帯は500~600円前後です。
11月初めには「万博メモリアルイベント」の開催を構想しているみたいですよ。
注目のおすすめポイント
住所
大阪府東大阪市喜里川町2-20 MAP
営業時間
10:30~18:30
定休日
不定休(Instagramで案内)
◆関連リンク
・confiserielabhart – 公式Instagram
【大阪】Rodda’s(ロダス)
阪急うめだ店
画像:公式サイトより
イギリスの五つ星ホテルのほとんどが、アフタヌーンティーで使っているというほど人気の「Rodda’s(ロダス)」は、スコーンやクロテッドクリームなどを手がける乳製品ブランドです。
実店舗も展開していて、日本では東京都内に3店舗と、大阪・阪急うめだ本店にも出店しています。
万博ではイギリスパビリオンで、Rodda’sの「スコーン」が販売されて人気を集めていました。
画像:公式Instagramより
人気のクロテッドクリームは、1890年に創業してからずっと変わらない製法なんだとか。濃密なのに、くどくない独特のクリームが特徴です。
店頭ではスコーンやクロテッドクリームのほか、焼き菓子なども購入できます。
毎月新作スコーンが販売されていて、10月の阪急うめだ店には「プレーン」「EGアップル」「メープルパンプキン」「チョコオレンジ(チョコ生地)」が登場してます。
注目のおすすめポイント
住所
大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店B1 MAP
営業時間
10:00~20:00
定休日
施設に準じる
◆関連リンク
・Rodda’s – 公式サイト
・ロダスショップジャパン – 公式Instagram
【大阪】パン工房 シャルドン
画像:公式サイトより
大阪府茨木市にある「パン工房 シャルドン」は、朝5時から営業している手作りパンのお店です。
高速道路近くに立地していて、最寄り駅はJR総持寺駅ですが、徒歩で行くと30分超かかります。近鉄バス「太田3丁目」停留所からは下車すぐ。
万博では、オマーンパビリオン併設カフェで、「ハルワ・タマル・ターリヤ」などのデーツを使った焼き菓子を販売していました。
オマーンパビリオンの焼き菓子/ショコラリング
画像:公式Instagramより
店舗では、厳選した材料から一つ一つ丁寧に焼き上げた手作りパンを、お手頃価格で販売しています。
定番の「クリームパン」や珍しい「おかずパン」、「サンドイッチ」などが人気なんだとか。
テラス席もあって、天気が良い日は購入したパンをテラス席で食べることもできます。
パンを購入した人には、ホットコーヒー・お茶・紅茶・ココアを無料サービスしているのもうれしいですね。
オマーンパビリオンで販売していた焼き菓子は、閉幕後もしばらくの間、店頭で販売するそうです。
注目のおすすめポイント
住所
大阪府茨木市太田2-13-15 MAP
営業時間
5:00~17:00
定休日
月曜日
※月曜日が祝日の場合は営業
◆関連リンク
・焼きたてパン工房ーシャルドン – 公式サイト
【大阪】MAISON KAYSER(メゾンカイザー)
ルクア大阪店
画像:公式サイトより
パン好きの人に広く知られる人気ブランド「MAISON KAYSER(メゾンカイザー)」は、50年に1度の天才パン職人といわれるエリック・カイザーさんが手がけるブーランジェリーです。
日本を含め世界中に店舗がありますが、関西では、大阪にあべのハルカスウイング館店、ルクア大阪店、京都にJR京都伊勢丹店を展開。
ほかにもカフェ業態の「&COFFEE MAISON KAYSER」として、大阪に大阪関西空港店と阪急三番街店があります。
万博では、フランスパビリオン併設ベーカリーで販売するパンの監修を担当。パビリオン限定の商品が人気を集めていました。
9月からの季節限定パン
画像:公式サイトより
オリジナル製粉の小麦粉、特別に製造された高品質のバターなど、厳選した素材を使い、天然酵母を仕様したフランスの伝統的な製法で作られた「パン」はどれも人気です。
季節限定も多数販売されていて、今の時期は秋らしい栗やかぼちゃを使ったパンや、スモークチキンと柚子胡椒のチャバタ、ごぼうと胡椒のバゲットなどのおかずパンなど、価格は300円台から。
注目のおすすめポイント
住所
ルクア大阪店
大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア大阪 B1階 MAP
あべのハルカスウイング館店
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカスウィング館B2階 MAP
営業時間
ルクア大阪店
10:00~21:00/カフェ 8:00~21:00(L.O 20:30)
あべのハルカスウイング館店
10:00~20:30
定休日
ルクア大阪店/あべのハルカスウイング館店
施設に準じる
◆関連リンク
・メゾンカイザー – 公式サイト
【大阪】バール・デルソーレ
画像:公式サイトより
JR大阪駅 5階の「時空の広場」にある「大阪ステーションシティ バール・デルソーレ」は、イタリアのピッツァやスイーツを販売するイタリアンバールです。
このバールを運営する企業が手がけるジェラートブランド「ファブリカ・エッフェ」が、万博ではイタリアパビリオンの屋外飲食店でジェラートを販売していました。
イタリアパビリオンのジェラート/バール・デルソーレのメニュー
画像:Instagram(@chihiro.yokoyama)/公式サイトより
イタリアのカフェメニューやソフトイタリアーノ、本格ナポリピッツァが手軽に楽しめるお店で、カットピッツァは500円から、3枚セットは1,200円とお手頃価格です。
スイーツも人気で、「ソフトジェラート」は4種類のフレーバーから選べて490円(コーンまたはカップ)。
ほかにもカフェまたはチョコ味の「アフォガート」(590円)や、イタリアと言えばの「ティラミス」(550円)などがあります。
注目のおすすめポイント
住所
大阪府大阪市北区梅田3-1-3 JR大阪駅5F 時空の広場 MAP
営業時間
9:00~23:00(L.O 22:30)
定休日
年末年始
◆関連リンク
・大阪ステーションシティ バール・デルソーレ – 公式サイト
【大阪】Orange Fields Bread Factory(オレンジフィールズブレッドファクトリー)
画像:公式サイトより
大阪で、アーケードの長さが日本一と言われる商店街「天満橋筋商店街」4丁目に、紅茶を使ったパンが人気のお店「Orange Fields Bread Factory(オレンジフィールズブレッドファクトリー)」があります。
JR天満橋駅から南西に徒歩3分、大阪メトロ 扇町駅からは東に徒歩すぐのところです。
万博では、ユネスコ無形文化遺産にも登録されているマルタパビリオンのサンドイッチ「フティーラ」を販売していました。
フティーラサンド
画像:Instagram(@60omix60)/Instagram(@rio.papan)より
店内では、100円台から買える豊富な種類のパンを販売。なかでも「てんしの紅茶アンパン」や「半熟卵のカレーパン」が人気なんだそう。
イートインスペースも併設していて、スリランカ直送の紅茶やコーヒーがおかわり自由で頂けることから、購入したパンを店内で楽しむ人も多いみたいです。
店頭ではマルタの「フティーラ」も引き続き販売されています。
会場内では1,800円でしたが、こちらではパン単体が200円、フティーラサンドは400~500円とリーズナブルなのもうれしいですね。
注目のおすすめポイント
住所
大阪府大阪市北区天神橋4-7-29 扇町山一ビル1階 MAP
営業時間
7:00~22:00
定休日
不定休
◆関連リンク
・Orange Fields Bread Factory – 公式Instagram
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