ハーバーランド・中突堤に「海上デッキ」を架けるプランが浮上してる。高浜岸壁から対岸へまっすぐ!?

神戸のウォーターフロントの今後の考え方の中で、中突堤を横断する「歩行者デッキ」をかけることが検討されてるようです。


神戸市中央区

市が作成しているイメージ図がこちら。中突堤を突っ切る形で、歩行者が歩ける「海上デッキ」が高浜岸壁からメリケンパーク方向にまっすぐ伸びています。

今は観光船が並んでいる「かもめりあ」前に船の姿はなく、噴水のようなウォーターショーを行うようなスペースとして描かれます。観光船の乗り場は、「海上デッキ」に接続して作られるイメージ。

遠回りせずあっち側へ行きたいなと思ったことはありますが、目にしてみると驚きを隠せません。

もし実現すれば、約600m歩いてたどり着いている対岸に、約200mで渡ることができるようになる感じです。3分の1にショートカットされることになります。

この案は、ウォーターフロントの今後を考える資料の中で示されたもので、中突堤周辺は「みなとまちを感じるエンタテインメント空間」として観光・商業の機能を担うことを想定しています。

その中で「開放的でウォーカブルな空間整備」のため「海上デッキ」が案として挙がった形。

神戸港に『海上ロープウェー』を検討。「新港第一突堤」あたりから「神戸ハーバーランド」を結ぶ

2021年1月5日

回遊性でいえば、以前「新港第一突堤」あたりから「神戸ハーバーランド」を結ぶ「海上ロープウェイ」という案も浮上してましたが、あれはどこへ行ったんでしょうね…

他にも中突堤に関しては、「中突堤中央ビル再整備」や「かもめりあ周辺再整備」が挙げられています。

おおむね10~15 年間に取り組むべき方向性ということで、2040 年頃にかけてまだまだウォーターフロントの姿は変わっていくことになりそうです。

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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