北神急行が市営化されることが決まったそうです。これまで、阪急電鉄のグループ会社でしたが、2020年10月1日までに神戸市営地下鉄との一体的な運用に移行するそうです。
北神トンネル採掘の関係で負債が結構あるみたいですが、資産部分(簿価約400億円)だけを198億円(税別)で神戸市が買い取ることになるそうです。
元々、運賃引き下げの名目で補助などもしてきた経緯があるのですが、補助を続けるが、神戸市営地下鉄と一体的な運用をしてコストを抑えることを目的に早めに買い取るかって選択だったんだと思います。
神戸市としては、一体的な運用を行い、谷上→新神戸→三宮の運賃を、現在の540円から280円にする予定です。運賃を値下げすることにより、谷上・新神戸間の利用を約2万5000人から3万1000人に増やすそう。
少なくとも、神戸電鉄と神戸市営地下鉄の間に入っているトンネル部分だけを運行する「北神急行」が、神戸市営地下鉄と一体的は運用により、効率的・一体的な運用になるのは、仕組み上はそうなんだろうと思います。
北神トンネルが北区と三宮の大動脈として機能すれば、より北区に住みやすくなるんじゃないでしょうか。職場が三宮だったらパッと行けますし。
◆関連リンク
・北神急行電鉄株式会社 – 公式サイト
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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