西神中央にあった『関西ラストのそごう』おぼえてる? 「そごう西神店」閉店から約6年。29年間の歴史を当時の写真でふりかえる

地下鉄 西神中央駅すぐにあった百貨店「そごう西神店」が閉店してから、もうすぐ6年。29年間、西神ニュータウンで「地域密着型の百貨店」として親しまれてきました。

跡地では2022年4月からショッピングモール「エキソアレ西神中央」として営業していますが、まだまだ「そごう」の記憶が新しい人も多いのではないでしょうか。


神戸市西区糀台5−9−4

今回は、閉店前の「そごう西神店」で行われていた「29年の歩み&メッセージ展」より、当時の様子を振り返ってみます。

会場に展示されていた180枚の写真やチラシの中から、何枚かピックアップして見ていきましょう。

「そごう西神店」は、地下鉄「西神中央駅」が開業した2年後の1990年10月10日(水)にオープンしました。

大きな飛行船に「西神そごう本日OPEN」との文字が。こちらは初日の様子みたいですね。

こちらは「オープニングセレモニー」のようです。垂れ幕には「はじめまして、どうぞよろしく」とのこと。

西神中央駅の2階部分や通路まで、人がぎっしりと詰めかけていますね。初日は約12万人が訪れたんだそう。

手前の白い制服の人たちは、背中に「KWANSEI」と書かれています。「関西学院大学」の学生さんたちでしょうか。

お店の入口前、テープカットの場面ではこんな感じ。真っ赤な絨毯に、大きな「くす玉」で盛大にお祝いされてます。よく見ると、ミッキーとミニーの姿も。

近隣にあった「ダイエー」との差別化をはかり、「ふだんが上等だと365日気持ちいい」をモットーに掲げた「ハイカジュアル主義」なお店としてオープンしたようです。

お店の正面入り口に飾られている時計は、そごうが「東京ディズニーランド」のアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」のスポンサーだった縁で設置されたもの。

「小さな世界」の曲にのせ「人形」が動く時計で、印象に残ってる人も多いのではないでしょうか。

こちらの時計は2008年4月15日(火)をもって、老朽化のため「からくり機能」が終了。奇しくもこの日は「東京ディズニーランド」開園25周年の記念日だったそう。

百貨店の屋上と言えば「遊園地」。名前は「ファンタジーランド」と言ったそうです。メリーゴーランドやエアーサイクル、イギリス直輸入の「子供汽車」などの乗り物がありました。

夏になるとこの「屋上遊園地」の横で、ビアガーデンもしていたんだとか。

阪神・淡路大震災も経験。震災翌日から営業していた「そごう西神店」に、開店前から多くの人が詰めかけていました。レジにも長蛇の列ができていますね。

その日のうちには、陳列棚からほぼ商品がなくなってしまうほど。

翌年には、かつて神戸を本拠地としていた、仰木彬監督率いる「オリックス・ブルーウェーブ(現:オリックスバファローズ)」が「パシフィック・リーグ」にて優勝。

これを記念して、そごうは「子ども野球教室」を開催したのだそう。写真を見ると、サインなども貰えたんでしょうか?


画像:公式Facebookより

その後も、創業の地・関西で最後の「そごう」となるまで、地元の人に愛されながら営業を続けてきました。

閉店前、お店にはメッセージボードが設置されていました。多くの人が「そごう西神店」との別れを惜しみ、たくさんのメッセージが。

こちらにコメントを寄せた人もいるんじゃないでしょうか。


画像:公式Xより

コロナ禍ということもあり「セレモニー」などは行われませんでしたが、多くの人が見守るなか、2020年8月31日(月)に閉店となりました。

写真に写っているキャラクターは、25周年記念でうまれた「おかいモンキー」です。このあとは「そごう横浜店」で活躍することになったみたいですよ。港町つながりですね。

閉店から約2年後、2022年4月1日(金)から跡地は「エキソアレ西神中央」として営業中です。

1階の食料品フロアには「そごう」時代からおなじみのスーパー「パントリー」のほか、ドンク・ケーニヒスクローネ・淡路屋など、兵庫にゆかりの深いお店が並んでいます。

 

からくり機能は終了しているものの、正面入り口の時計はそのままの姿で残されていますよ。

今でも同じ場所で、行きかう人々の毎日を見守ってくれています。


駅直結の百貨店でアクセスもよく、家族で訪れたり、仕事帰りに立ち寄ったりと、多くの人が訪れた「そごう西神店」。

夏のあいだはラジオ体操も行っていたとか?思い出がある方は、ぜひコメント欄にお寄せください。

◆関連リンク
西武・そごう公式ホームページ – 公式サイト
そごう西神店 – 公式Facebook
西武・そごうのショッピングサイトe.デパート(旧そごう西神店) – 公式X

 

この記事を書いた人

さきな

晴れの国生まれ。大人になってから神戸へ来ました。文化・エンタメがだいすきで、いろいろなオタクをしています。なんでもよく食べます。

ライター一覧

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。

9 件のコメント コメントを残す
ベルちゃん

最後の12年間西神そごうで勤務していました!
懐かしいです。
本当にアットホームな百貨店で、お客さまも従業員も大好きでした。
お客様が送ってくれた、閉店の時の動画、大切にとっています。

2026年8月21日8:36 PM 返信
レモンイエロー

1987年に西神に住み始めて1990年の12月に出産予定だった私は大きなお腹でそごうのプレオープンに行ったのを覚えています。その後、二人の子供がからくり時計の前でいつも立ち止まっては見上げ喜ぶので、お人形が出てくるちょうどの時間にわざと合わせて店の前に出たり通ったりしていたのが懐かしい思い出です。
ディズニー好きの私にも嬉しい時間でした。また見たいです。

2026年8月21日11:36 AM 返信
匿名さん

ランドセルを買ってもらったり、最上階のレストラン街の噴水や川をながめたり、バイキングレストランでひたすらポテトやアイスを食べたり…
四半世紀前、西神中央に住んでいたプレンティと合わせて幼少期の思い出が蘇ります。
エキソアレになっても外観に大きな変わりはないものの、そごうの名残は時計くらいでしょうか。

2026年8月16日10:50 PM 返信
アオ

規模は小さくても良いから百貨店にきてほしい

2026年8月16日10:44 PM 返信
アオ

エキソアレになってから、買い物行っても買うもの無し、と言ってる友人多数、60代の主婦です。そごうは行くときは買いました、高くても信頼していたから。今は、同じデザイン、同じ色の洋服ばかり。楽しくないです。

2026年8月16日10:42 PM 返信
匿名さん

写真を見て幼い頃の記憶が蘇りました。屋上の遊園地に連れて行ってもらったときは嬉しかったなぁ。からくり時計もワクワクしながら見上げていました。未だにそごうがなくなってしまった物足りなさを時々感じます。

2026年8月16日9:45 PM 返信
匿名さん

内装が豪華で屋上やレストラン街、しっかりデパートしてましたが、いい意味で気取らずに行けるデパートでした
創業地として三宮か西神か「そごう」で残して欲しかったなぁ

2026年8月16日6:12 PM 返信
匿名さん

よくイベント出店してたなぁ。そごうは大好きだった。いろんな百貨店でイベントをするけど、そごうは業者を大切にしてくれるのが印象的だった。まあ、社会ではいい人とか、いい会社は淘汰されるってのが常だから。

2026年8月15日4:40 PM 返信
匿名さん

オープニングセレモニーの時居ったの思い出した
従姉妹が働いてたからたまに行ったりしてたし
隣にダイエーあって地下に映画館とかあったような
結構うろ覚えの記憶が
屋上の遊園地?でも遊んだ覚えが

2026年8月15日4:00 PM 返信