神戸高速線が「バリアフリー化」を進めるために『運賃値上げ』するみたい。通勤定期券の運賃も引き上げ

神戸高速線の「バリアフリー化」を進めるため、『運賃値上げ』をするそうです。値上げした分の料金は、ホームドアの整備などに充てられます。

開始時期
2025年1月（予定）

料金設定額（大人）
◆定期外：10円
◆通勤定期
・1か月：380円
・3か月：1,080円または1,090円
・6か月：2,050円または2,060円
◆通学定期：設定なし
※小児については、鉄道駅バリアフリー料金設定後の大人旅客運賃の半額（10 円未満の端数は切上げ）となります。
※ 料金設定額は、整備計画とあわせて後日近畿運輸局に届出予定の内容です。

今回新たに値上げが発表された「神戸高速線」は、神戸電鉄・阪神電気鉄道・阪急電鉄の3社が共同運営する路線で、山陽電車を加えた4電鉄を結んでいます。

神戸電鉄・阪神電気鉄道・阪急電鉄では、駅のバリアフリー化を進めるため、国土交通省の「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し、2023年4月から「神戸高速線」を除く全線で運賃の値上げが行われました。

神戸電鉄が「バリアフリー化」を進めるために『運賃値上げ』をするみたい。2023年4月から「神戸高速線」を除く全線で

2022年8月19日

「神戸高速線」の値上げについても、「バリアフリー化」を進めるため、同じ流れで行われます。

現在、神戸高速線の6駅（西元町・高速神戸・新開地・大開・高速長田・花隈）には、エレベーターや誘導ブロック、バリアフリートイレはあるものの、ホームドアはない状態。運賃の上乗せ分は、ホームドアなどの整備費に充てられます。

2025年1月から運賃が10円値上げされることで、1～3キロの区間が139円から140円に、4～6キロの区間が150円から160円に変わります。

「通勤定期券」は1か月で380円、3か月で1080円～1090円、6か月で2050円～2060円の値上げに。ただし、「通学定期券」の運賃は据え置かれます。

料金設定日や整備計画の詳細については検討中とのこと。詳細が決まり次第、改めてお知らせされるようです。

2024年10月には「神戸市バス」の運賃も上がるなど、公共交通機関の値上げが相次いでいますね。

身の回りのあらゆるものが値上がりしていますが、通勤やおでかけで頻繁に利用する人にとっては、交通費の値上げも家計に響きそうです。

2024年10月から『神戸市バス』の運賃が上がるみたい。4月には兵庫・長田の路線を再編、43系統は3月末で廃止

2024年3月11日

◆関連リンク
・神戸高速鉄道株式会社 – 公式サイト
・神戸電鉄 – 公式サイト