日本サッカー協会(JFA)が神戸の試合開催を含む「FIFA女子ワールドカップ2023開催提案書(招致ブック)」を、国際サッカー連盟(FIFA)に提出しました。正式に開催国として手を上げたという意味になります。
日本開催が決まれば「ノエビアスタジアム神戸(御崎公園球技場)」でも試合が行われることになるようです。
神戸市兵庫区御崎町1-2-2
「提案スタジアム・開催地自治体」は以下の通り。日本での開催が決まれば、これらの都市で試合が開催されます。
試合会場の他にも「開催地固有のトレーニングサイト(練習場所)」として、神戸から「いぶきの森球技場(西区)」「ユニバー記念競技場(須磨区)」が選ばれています。
今後のスケジュールはこちらです。
提案スタジアム、JFAの招致に関するスケジュール
2019年12月12日 FIFAへ開催提案書(招致ブック)、招致に関連した最終書類、開催合意書などを提出 ←イマココ
2020年1月~2月 FIFAによるインスペクション(視察)
2020年4月 招致評価レポートの公表
2020年5月 FIFAカウンシル(評議会)において開催国を指名予定
簡単に解説すると、開催都市を含む国内で取りまとめた提案書をFIFAに提出して、FIFAから視察を受けて、その評価が発表されて開催国を決定するという流れです。オリンピックなどと同じような流れではないでしょうか。
すでに立候補は締め切られてまして、日本のほか「ブラジル」「コロンビア」「オーストラリア・ニュージーランド(共催)」が立候補していますので、4カ国のどこかです。今後、ロビー活動も活発化するものと思われます。
「ラグビーワールドカップ」が記憶に新しく、来年の『東京オリンピック・パラリンピック』はもちろん、再来年2021年には「ワールドマスターズゲームズ」が神戸を含む関西全域で、また『神戸2021世界パラ陸上競技選手権大会』の開催も予定されています。
スポーツの国際大会が3年間続けて行われていることから、「ゴールデン・スポーツイヤーズ」と呼ばれているそう。
ラグビーW杯神戸会場は4試合で観客動員数10万9650人を記録、試合会場の他にもパブリックビューイングもかなり盛り上がりましたし各所でイベントなども行われ、ラグビーも楽しめましたし、イベントとしてかなり盛り上がったと思います。
「FIFA女子ワールドカップ2023」もぜひ神戸で。見たい。
◆関連リンク
・御崎公園球戯場 – 公式サイト
・日本サッカー協会 – 公式サイト
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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