東遊園地に涼スポットができてる。炎天下でも冷たい「クールベンチ」も座ってみた

市役所の海側にある「東遊園地」に涼スポットができたので行ってみました。見た目にも、体感的にも涼しい気分が味わえるかもしれません。


神戸市中央区加納町6-4-1

涼スポットになってるのは、「東遊園地」の芝生とパフォーマンス広場の境目あたり。

東遊園地については、詳しくお伝えした記事があります。↓↓↓

『東遊園地』に、何でもない日に行ってみた。アトラクションはないけど「アート」「発祥の地」「祈りの地」

2020年1月1日

六甲山の間伐材を利用した「ベンチ」が設置され、花や緑も飾られた「東遊園地ミスト広場」です。

花壇の木組みのすき間から「ミスト」が噴射されるようになってまして、近寄ると少ししっとりするくらいの勢い。

街角などに設置されてる「ミスト」よりは粒が大きいようで、角度によってはちょっと虹っぽく見えます。

ミストは主に花壇の方に設置されてるので、ベンチでひと休みしながら、ちょっと涼やかな景色を見るといった使い方。

ミスト稼動
11:00~21:00

一角には「給水ステーション」もあって、蛇口がペットボトルに入れやすい高さになってます。

広い東遊園地でのんびり過ごしていて、持ってきた飲み物を飲み干しちゃった!というときに、なかなか便利そう。

ミスト広場の少しだけ山側のところに「クールベンチ」が登場してます。

神戸市立工業高等専門学校の教授や学生らが研究・開発したそうで「座っている面が冷えてくる」という不思議なベンチ。

ベンチの上に2枚「板」のようなものが乗っていますが、その下が「クール」になる部分。

ふたを閉じた状態で、ボタンを押すと約10秒で準備が整い「青いランプ」に変わります。

ふたをパカッと開くとアルミの板になってまして、ココに座ります。

「ペルチェ素子」と呼ばれる特殊なシートが張ってあって、そこに電流を流すことで表面の熱が吸い取られ、温度が下がるという仕組み。木でできた通常の座面が40度を超える時でも、アルミ板の部分は20度を下回るくらいになるそうな。

座ってみた実感的には、クーラーの効いた電車の手すりに触れるより、もう少しひんやりする感じ。服を通してでも十分ひんやりで、カラダの熱がけっこうすぐ冷めていく気がしました。

「約5分間」ひんやりが続くそうですが、ちょっと座っただけでも涼めると思います。

ちなみに、このクールベンチ、同じ仕組みで温かくするバージョンもできるそう。冬にまたお目にかかるようなことがあるかもしれません。

素肌で直接触れたり、濡れた状態での利用はNGみたいなので、使う時はご注意を。

クールベンチ利用時間
9:00~17:00

35度を超すような暑さが続いてますが、こうした涼スポットを活用しつつ乗り切っていけるといいですね。

◆関連リンク
神戸市 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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