
まもなく新アリーナなどが開業する「新港町」の歴史を知るパネルが設置されてます。
神戸市中央区新港町
新港町の水族館「アトア」のすぐ山側では、2023年度に行われた発掘調査の結果、勝海舟が作った「海軍操練所」と思われる「遺構」が発見され、現地見学会などが行われました。

その後、現地は埋め戻されて遺構の雰囲気を感じることはできない感じになってますが、今回敷地のフェンスに案内パネルが新たに設置されてます。

明治時代の古地図や写真に、今のこの場所がどこに当たるのか?という目印▼がつけられてます。
この目の前が海だったのか…など想像を膨らましやすいんじゃないでしょうか。

遺構の解説写真などの他、ゆかりの場所に設置された「石碑」のマップなどもまとめられていて、街巡りのきっかけになるかもしません。
パネルの設置と時を同じくして、海軍操練所をテーマにしたアニメ作品「KOBEであえたね」もウェブで公開されてます。
パネルの「QRコード」を読み込むとサイトに飛ぶこともできる形です。
操練所でどんなことが行われていたか?をイメージするような4分ほどの動画で、坂本龍馬や勝海舟も登場してました。

2025年4月に「ジーライオンアリーナ神戸」が開業する「新港町」エリア。「次なる開発の方向性」を示した市のプランの中では、「海軍操練所」の遺構を活用した施設の整備が盛り込まれてます。
高速の高架に挟まれた敷地には、高層の建物が描かれてます。下層階に遺構が見れるような施設を作ったりするんでしょうか?
どういう形になるのか今後の展開も注目していきたいと思います。
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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