✔︎『神戸ダイアリー』はじめました。 地元ライターがお散歩中に見つけた「美味しい」「楽しい」などありのままの日々をつづっています。『神戸ダイアリー』が、お出かけのきっかけになるかも。
『ハレとケ』は、JR三ノ宮駅から西へ歩いて7分ほどの場所にある、クラフトビールを飲めるスタンディングバーです。
国産クラフトビールをはじめ、シードル(りんご酒)、ミード(蜂蜜酒)、クラフトコーラや、「創作おばんざい」も楽しめます。
日本人の伝統的な世界観のひとつである「ハレとケ」という言葉の、「ハレ=非日常」「ケ=日常」という意味から、「どんな日も足を運んでもらいたい。」という思いで店名をつけたそう。
歩いて1分のところにある「Beer Cafe Laugh’in (ビア カフェ ラフィン)」の姉妹店。
Index
・そびえ立つコンクリートの柱
・創作おばんざい
・一意専心
そびえ立つコンクリートの柱
コンクリート造りのスタイリッシュな店内には、おしゃれなBGMが流れ、真ん中にはキッチンカウンター、奥にはなにやらコンクリートの柱のようなものがあります。
店舗面積は7坪。席数は、カウンター10席、テーブル4席、テラス2席。最大15人の貸し切り利用にも対応可能だそうです。
奥にそびえ立つ柱には、「ハレとケ」というコンセプトを元に、「日常と非日常」を表したコラージュアートが。
その下には、9本のビアタップがずらりと柱から生えているかのように並んでいます。
タップから注がれるドリンクメニューは基本的には9種類あり、5~6日でラインナップが全て入れ替わるので、その時その時のビールとの出会いを楽しめそう。
フードメニューは、フレンチ出身のシェフが、その技術や素材を生かした「創作おばんざい」を作っています。
日替わりですが、もし食べたいメニューがある場合は、3日前に伝えれば用意してくれるそうですよ。
覚醒(オレンジと山椒のホワイトエール) 800円(税込)
まずは、6番の「覚醒」からいただくことにします。苦みが弱めで、後味にはオレンジの皮を絞った時のような香りが口の中に広がります。
柑橘と山椒のほのかな香りが、暑い夏の最初の一杯にうってつけです。
創作おばんざい
お腹が空いていたので、少し早めの晩酌をすることに。
フードメニューを注文すると、+100円で「白ご飯」、+250円で「白ご飯とサラダ」を追加でき、定食のようにすることもできるそうです。
茶エノキ・トマト・干しエビのマリネ 350円(税込)
マリネですがあまり酸味は強くなく、トマトの自然な酸味と旨味が他の素材の良さを引き立てています。上に乗せられた薬味の加減が絶妙な一皿です。
前菜にぴったり!
淡路鶏もも肉の唐揚げ いぶりがっこのタルタル 650円(税込)
から揚げに、特製の手作りタルタルが添えられています。
タルタルには、秋田県の漬物「いぶりがっこ」が入っているので食感も良く、和食でありながら燻製の香りが少し洋風のようにも感じます。
ビールにも白ご飯にもよく合う!
夏のきまぐれ 800円(税込)
2杯目には、「夏の気まぐれ」を。爽やかでフルーティなホップの香りと味わいが、ソフトな麦芽の個性と合わさっています。
苦みも控えめなので、ゴクゴク飲める!名前の通り、夏におすすめのビールです。
お店の道路に面した部分は一面ガラス張りで中の様子が見やすく、店内と道路もフラットに繋がっているので、ふらりと立ち寄る女性のお客さんも多いです。
一意専心
一意専心 800円(税込)
今日の最後の1杯は、「一意専心」をいただくことに。
クラシックホップのシャープなシトラスの香りが、酵母のフルーツ感とバランスよくまとまって、他のIPAにはない味わい深さを感じます。
華やかな柑橘系のホップ感と、スパイシーな酵母感が組み合わされているので、ドライですが苦すぎません。
最後にいただいたビールに名付けられている「一意専心」とは、わき目もふらず一つのことに心を注いで集中すること。
このビールの言葉のように、より一層一つのことに心を注いで頑張りたい。そんなことを思う、『ハレとケ』での夜です。
【店舗名】ハレとケ
【ジャンル】スタンディングバー
【住所】神戸市中央区北長狭通2-7-12 MAP
【電話番号】なし
【営業時間】17:00~24:00
【定休日】月曜日
【リンク】Instagram
【駐車場】なし
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はるな
暑さに弱い、九州産。六甲山から海の近くに毎日通っています。
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