水族館「アトア」などがある新港町エリアで、発掘調査が行われてます。
神戸市中央区新港町
発掘調査が行われているのは、新港町の水族館「アトア」の少し山側。
阪神高速と浜手バイパスの高架の間にある土地です。
山側を向くと、阪神高速の高架の向こうに「ドコモ神戸ビル」が見え、次の信号が「京橋」の交差点。さらに行くと「神戸市立博物館」などがある京町筋です。
一部は、以前「神戸第2地方合同庁舎」の駐車場などとして使われていた場所です。
2000平方メートルほどある土地には、ショベルカーが3台作業してます。
神戸市情報マップの「埋蔵文化財包蔵地図」で確認すると、今回調査されているエリアは「遺跡」である赤い斜線のエリアに含まれてます。
この場所は「海軍操練所跡」。1864年に「勝海舟」が開き「坂本龍馬」などを輩出した施設ですが、大規模な開発などにより具体的な場所は判別困難となっているそうです。
発掘調査中の一部には「礎石」のような四角く見えるものが…。建物があった場所なんでしょうか?
調査場所のすぐ山側には「海軍操練所跡の碑」があります。今回の調査で何か見つかれば、現地説明会などが開かれるかもしれませんので、期待したいところ。
また、発掘調査は新港町エリアの再開発を見据えてのことかもしれませんので、そのあたりの今後の情報もチェックしていきたいと思います。
◆関連リンク
・埋蔵文化財包蔵地図 – 神戸市
良く行きました