神戸市は、老朽化していた『須磨海浜水族園』を完全民営化した上で建て替える方針をかためたようです。
神戸市須磨区若宮町1-3-5
建て替えを含めた運営事業者を2017年度中に公募・選定する流れで、建て替え計画は2018年以降になりますが、神戸市の現状の意向としては、なるべく短い閉鎖期間としたいとのこと。2010年度からは、すでに運営は民間に委託しています。
1957年に須磨水族館が開業して、1987年に須磨海浜水族園として再オープンし、その年の年間入場者数240万人は、当時の日本記録です。去年は121万人なので、全盛期と比べると約半分。1987年の再オープンから30年なので、老朽化もそれなりの状況で、修繕費などがかさんでいます。
遊び方も多様化している中で、水族館の在り方も問われる時期なんでしょう。
ちなみに、日本は世界一水族館好きって知ってました?人口あたりの水族館の数が世界一なんだそうです。魚を食べるのが好きなので、そのあたりが関係しているんでしょうか。
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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