神戸市が、新型コロナウイルスに感染した「入院後の症状が安定した患者」を病院から受け入れる宿泊療養施設の2施設目として、ポーアイにある『ホテルパールシティ神戸』を確保しました。
患者の増加に伴って、「軽症・無症状者」の入院調整に時間を要する場合には、自宅待機に代わる「入院前の滞在施設」としても活用されるそう。4月30日(木)から運用が開始されています。
神戸市中央区港島中町7-5-1
神戸市の軽症者受け入れ施設としては、既に同じポートアイランドにある「ニチイ学館」の宿泊棟が確保されています。
場所
ホテルパールシティ神戸
入居可能人数
200名
開設日
4月30日(木)
入居対象者
・新型コロナウイルス陽性の判定を受けた「軽症または無症状」の患者(一旦医療機関に入院した後、医師の判断により入居し、治癒確認まで滞在)。
・今後、新型コロナ感染症患者の増加に伴い、入院調整に時間を要することが発生した場合には、「軽症・無症状者」の自宅待機に代わる「入院前の滞在施設」としても活用。
患者の健康管理等
・医師、保健師、または看護師による健康観察を実施。(看護師を24時間体制で配置)
・飲食等は神戸市より提供。
・宿泊療養に係る費用は全額公費負担。
施設内の感染症対策
・施設内は、宿泊療養者エリアとそれ以外のエリアを完全に分離するなど、適切な感染防止対策を実施しています。
・使用終了時には原状回復と合わせて必要な消毒を実施し、借り上げ終了後のホテル運営に支障が出ないよう万全を期す予定です。
今回は「ニチイ学館」の入居対象となっていた「入院後の軽症・無症状者」の受け入れに加え、「軽症・無症状者の入院前の滞在施設」としての利用が追加されました。
宿泊療養施設の協力が進むことで、入院が必要な人の病床確保に直結し、医療体制の安定になることを期待しています。
◆関連リンク
・神戸市 – 公式サイト
・ホテルパールシティ神戸 – 公式サイト
ユカコ
気付いたら一人で六甲ケーブルに乗っていました。
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