画像:ふるさと納税ガイド公式サイトより
ふるさと納税ガイドの比較サイト「ふるさと納税ガイド」が、ふるさと納税の都道府県別「利用者数・利用率・平均寄附金額」を発表してます。
今回発表されたデータはいずれも、総務省のふるさと納税ポータルサイトで公開されている最新のデータを参考に、独自で算出されたものだそうです。

2025年のデータによると、ふるさと納税の「利用者数」は日本全体では約1079万人、兵庫県は約52万人だったそうです。
福岡県と北海道が逆転していることを除いて、人口の多い順と同じ順位となってます。また、上位10位までの順位も2024年のデータと全く同じだったみたい。

「利用率」は日本全体では18.5%、兵庫県は22.09%で全国4位です。昨年の利用率は16.3%だったため、2.2ポイント上昇しています。
2024年は上位10位圏外だった京都府、奈良県、滋賀県が今年はランクインし、大阪府と兵庫県を加えると「上位10位のうち5つが関西地方が占める」という結果に。
関西地方の利用率が高かったのと比較して、宮城県を除く5県が入る東北地方は利用率が低くなってます。また、利用率1位の東京都と利用率最下位の岩手県を比較すると差は2.83倍以上となるそうです。

昨年調査時に9万9,649円だったふるさと納税利用者の「平均寄附金額」は日本全体で10万5,074円だったみたい。
データを見ると平均寄付金額を超えているのは東京都・神奈川県のみとなっていて、都市部が平均を大きく引き上げています。
ちなみに兵庫県は平均10万円を越えていて、全国5位となったそうです。
総務省の制度改正により2025年10月以降、ふるさと納税の情報を集めた仲介サイトを通したポイント付与が禁止されることになっています。今後、利用者数や寄付金額はどうなっていくのでしょうか。
◆関連リンク
・ふるさと納税ガイド – 公式サイト
カノン
春の桜や夏のひまわりなど四季の自然を追いかけて風景を撮るのが趣味。コーヒーとたい焼きが好きです。
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