神戸でロケ! 村上春樹原作の映画『アフター・ザ・クエイク』が公開されてる。三宮で「舞台挨拶・サイン会」付き上映も

 

作家・村上春樹さんの短編集が原作となった映画『アフター・ザ・クエイク』が公開されてます。阪神・淡路大震災が題材となっていることから、神戸でもロケが行われたみたいです。

三宮の映画館「シネ・リーブル神戸」では舞台挨拶も開催予定。


神戸市中央区浪花町59

『アフター・ザ・クエイク』は、作家・村上春樹さんの短編集「神の⼦どもたちはみな踊る」(新潮⽂庫刊)に収録されている4つの短編をベースに、オリジナルの設定を交えて映像化した作品。

1995年の阪神・淡路⼤震災以降、先の見えない世界で“からっぽ”になってしまった異なる時代を生きる人々が、自分自身を取り戻していく姿を描いているそうです。

1995年、突然妻に別れを告げられた後、同僚の依頼を受け謎の“箱”を釧路へ運ぶ男・⼩村を演じるのは岡⽥将⽣。2011年、浜辺で焚き⽕をする男との交流を通して⾃⾝を⾒つめていく家出少⼥・順⼦役に鳴海唯。2020年、熱⼼な信仰を持つ⺟親の元で「神の⼦ども」として育ったが、⽗親らしき男との出会いをきっかけにその存在に疑問を抱く⻘年・善也役を渡辺⼤知が演じる。そして2025年、佐藤浩市演じる地味な元銀⾏員・⽚桐の前に現れたのは、巨⼤な蛙の姿をしたかえるくん。「30年前、あなたと⼆⼈でみみずくんから東京を救いました。再び僕を助けてください」と告げられた⽚桐は⼾惑いながらも、再びみみずくんを倒す戦いに挑む。

 

また、撮影に協力した「神戸フィルム」の公式Xによると、作中には神戸で撮影されたシーンとして「ベルトコンベヤトンネル」での映像が登場するのだとか。

ベルトコンベヤトンネルというと、神戸市内にはポートアイランドや六甲アイランドの埋め立て用土砂を運搬するために使われた「須磨ベルトコンベヤ跡トンネル」という場所があります。

映画「デスノート ライトアップ・ザ・ニューワールド」「鋼の錬金術師」などでも登場したことのある地下トンネルです。もしかすると、作中に登場するかもしれませんね。須磨ベルトコンベヤ跡トンネルについては過去記事でもご紹介しています。

映画は10月3日(金)から、三宮のシネ・リーブル神戸や、尼崎市にあるMOVIXあまがさきなどで上映中。10月5日(日)には公開を記念した「舞台挨拶」も京都・大阪・神戸の3か所で行われます。

神戸は、三宮にある「シネ・リーブル神戸」で開催されるそう。監督の井上剛さんが登壇し、トークイベントやパンフレットを購入した人が対象の「サイン会」が行われます。

公開記念舞台挨拶
【日時】
10月5日(日)16:00の回上映後
【会場】シネ・リーブル神戸
【登壇予定者】井上剛監督
【購入方法】公式サイト/窓口販売
注意事項
※登壇者は予定につき、予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。

※マスコミが入る可能性がございます。予めご了承下さい。
※その他、注意事項、詳細につきましては劇場HPをご確認ください。

場所
シネ・リーブル神戸・ MOVIXあまがさきなど

上映スケジュール
公式サイトより


神戸を舞台にした映像作品については、こちらの記事でも紹介しています。

◆関連リンク
映画『アフター・ザ・クエイク』 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カノン

春の桜や夏のひまわりなど四季の自然を追いかけて風景を撮るのが趣味。コーヒーとたい焼きが好きです。

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