インドで初確認された『デルタ株』(L452R変異)などの変異株について、神戸市内での確認状況が発表されてます。
神戸市は、クラスター事例の事後検証などのため、市内医療機関の協力を得て、全陽性検体の約5~6割を神戸市健康科学研究所で収集・保管し、独自に「ゲノム解析」を実施。
【L452R変異株(デルタ株など疑い)PCR検査の状況】
今回は、厚生労働省が「N501Y変異」に代えて「L452R変異」を確認するためのPCR検査を、全陽性者の約4割を目指して実施するよう要請したことを踏まえた発表となります。
「L452R変異株」について、神戸市内では、6月7日から13日には検査をした52名のうち3名(5.8%)の、6月14日から20日には検査をした26名のうち1名(3.8%)の陽性が確認。
【ゲノム解析の状況】
『アルファ株』『デルタ株』『E484Kがある変異株』とその他については、6月20日にかけて『アルファ株』の件数は減少し、6月7日から20日の間『E484Kがある変異株』は0件。
6月7日から13日の間には、感染力の増加が懸念される変異株『デルタ株』が新たに確認されています。
【参考 : 新型コロナウイルスの変異株について】
『デルタ株』は、インドで確認された変異株うち最も拡大しており、従来型よりも感染力が強いということです。緊急事態宣言後も油断せずに、感染防止を心がけましょう。
ユカコ
気付いたら一人で六甲ケーブルに乗っていました。
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