「開港後の外国文化により根付いた神戸の歴史」をコンセプトとして、『ちょこっと関西歴史たび』のイベントが始まります。
ちょこっと関西歴史たび
多様な文化を育んだ街 神戸
2021年12月5日(日)~2022年3月27日(日)
北野・南京町・旧居留地
「ちょこっと関西歴史たび」は、『歴史を知ると、散策がさらに楽しくなる』をテーマに、期間限定の特別公開や講座といった企画を紹介するキャンペーン。2013年度春から四季毎に開催されています。
現在は「最澄と比叡山」をコンセプトに実施されていて、ポスターなどを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
2021年度冬に実施されるのは、神戸の歴史を感じる「12の特別企画」です。
(1)海外移住と文化の交流センター 「移住ミュージアム」特別展<北野>
1928 年に国立移民収容所として完成し、第 1 回芥川賞受賞作品『蒼氓』(作者:石川達三)の舞台となりました。当時の面影のまま、日本で唯一現存する移住関連の建築物での特別展です。初公開資料も。
(2)海外移住と文化の交流センター 語り部「私の移民史-ブラジル」特別講話<北野>※事前予約制
7歳の時に実際にブラジルのアマゾンに移住された、長谷川さんから当時の思いや体験の話を聞ける、期間限定の特別講話です。
(3)風見鶏の館&萌黄の館バックヤードツアー <北野>※事前予約制
風見鶏の館・明星館長が屋根裏部屋と地下室及びラインの館を、また萌黄の館ではとみさわ支配人が使用人の部屋などをご案内。普段は入れない場所の特別見学ツアーです。
(4)孫文の足跡をたどるまちあるき 特別ガイド <南京町>※事前予約制
辛亥革命で清王朝を倒し、中華民国を建国した孫文ゆかりの場所を、孫文記念館名誉館長と兵庫県立大学の教授が案内してくれます。
(5)南京町デジタルスタンプラリー <南京町>
アプリ「SpotTour」をダウンロード(無料)して、指定スポットをすべてめぐった人から、抽選で20人に「南京町商店街商品券(組合加盟店有効)」5,000 円分をプレゼント。南京町にある建築物・石像などの歴史が学べます。
(6)神戸旧居留地 Premium Classical Concert(プレミアム・クラシカル・コンサート)<旧居留地>※事前予約制
TOOTH TOOTH 凸凹茶房 特別室で、開港から明治期の音楽をお届け。 食事もセットになっています。
(7)神戸市立博物館コレクションで巡る神戸旧居留地<旧居留地>※事前予約制
神戸の近代史を専門とする学芸員による講義、展示解説に加えて、普段ガラス越しにしか観ることができない貴重な資料を、特別に間近で見ることができます。
(8)神戸市立博物館コレクション展示室(2階)の観覧料 特別割引<旧居留地>
「ちょこっと関西歴史たび」のパンフレットを提示すると、通常の観覧料300円が、200円に割引されます。
(9)ハイカラ神戸の原点、開港場の中枢へ&旧居留地十五番館でのランチ<旧居留地>※事前予約制
建築家・神戸大学特命講師の小代薫さんに旧居留地をガイドしてもらいます。普段は見られない免震装置も見学可能です。ランチは、TOOTH TOOTH maison 15th。
(10)神戸学マイスターと巡る旧居留地界隈 <旧居留地>※事前予約制
東洋一美しいと言われた旧居留地・ハイカラの原点元町商店街・三大中華街南京町を散策します。
(11)期間限定「ちょこっと関西」にちなんだ「チョコ」の特別パンをイスズベーカリー&ケルンで販売
開港から続く神戸のパン文化。1946年から続く神戸の老舗「イスズベーカリー」と「ケルン」で、チョコ系の企画商品が販売されます。
(12)明治初期から続く珈琲店、放香堂珈琲で特別メニューの企画
1878年から続く「放香堂珈琲」で、「ちょこっと関西歴史たび」のパンフレットを提示すると、期間限定のブレンドコーヒーとケーキセットが特別価格で味わえます。お土産に、オリジナルパッケージの「ドリップ珈琲パック」のプレゼントも。
定休日や日時などは企画によって異なりますので、詳しくはこちらをご覧ください。
期間
2021年12月5日(日)~2022年3月27日(日)
エリア
北野、南京町、旧居留地
問い合わせ
・西日本旅客鉄道株式会社 近畿統括本部 総務課(広報)TEL:06-7668-7012
・一般財団法人神戸観光局 TEL:078-230-1120 ※平日月~金曜 9:00~17:30
新型コロナウイルス感染症対策
・手指消毒やマスク着用をはじめ、屋外での体験を中心に換気を十分に行うとともに、密にならないよう注意しつつ実施します。
・風邪症状、体調不良、発熱、咳などの症状がある方は、ご参加をお控えくださいますようお願いします。
・感染拡大状況や天候などにより、中止や内容変更が生じる場合があります。
専門家を招いての企画も多くありますので、知らなかった神戸の歴史を新しく発見できるのではないでしょうか。
◆関連リンク
・JR西日本 – 公式サイト
ゆう
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