路上芸術家「バンクシー」に宛てたメッセージが、板宿の商店街に書かれてます。
神戸市須磨区前池町2-2-2
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世界中の壁に、神出鬼没に絵を描く「バンクシー」。作品が「億」を超すお金で取引されることもあるアーティストですが、どんな人なのか、何のために描くのか、謎に包まれた存在。
日本各地で展覧会が開かれていて、神戸ではコラボしたディスプレイなども登場してます。
そんな「バンクシー」に宛てたメッセージがあるのは、「板宿センター街」の一角。
各線 板宿駅の山側にある「板宿本通商店街」から、東に延びるアーケードの商店街。路地をはさんで西隣は和菓子店「もとはし」。
以前は、欧風パン「マルイ」というお店があった場所で、北を向くと市バス停留所「前池町」が見えます。
バス停を西へ行くとイオンフードスタイルなどが入る「ビバタウン板宿」がある方向で、去年「とろとろわらび餅」のお店ができた通りです。
「Dear Bunksy(親愛なるバンクシー)」で始まるメッセージ。
「キャンバスは、こちらです!
ここに来て、どうか使ってください!!」
といった内容とともに、住所、連絡先が記されてます。
送り主は、この建物に入る「児童発達•放課後デイサービス レプタ」。専門スタッフの元で、発達障がいなどを持つ子ども達が、自己肯定感や社会性を楽しみながら育んでいくという施設です。
この施設の運営会社の社長さんが、バンクシーに向けた手紙を壁に書いたそうで、いつの日かこの壁のメッセージが届いて、子どもたちがバンクシーの絵と写真を撮れるように、との願いが込められているそう。
画像:公式Twitterより
ちなみに、日本にも「バンクシー」の作品では?と言われているものがいくつかあって、東京都の小池知事もツイートしてたりします。
真偽は定かではありませんが、日本で描いている可能性がないわけではないみたい。
想いが届いて、もし「バンクシー」が描いてくれたら子ども達が喜ぶのはもちろん、商店街の活気にもつながるんじゃないでしょうか。
メッセージを書いた「レプタ」は、SNSで拡散されていつか目にとまることを願っているみたい。実現するといいですね。
◆関連リンク
・児童発達•放課後デイサービス レプタ – Instagram
街にいる絵描きさんに書いてもらえば良いのに。
地元のアーティストを育てる気概がほしいですね。