神戸市教育委員会が小中学校で発生したいじめの解消率について、「100%解消した」と公表しました。
小中学校のいじめについては、毎年、文部科学省が調査を行っており、その際に、発生したいじめ事案の解消率も報告されるようになっているそうです。その中で神戸市教育委員会は、すべて解消していないにも関わらず、「100%解消」と報告・公表したそうです。
数字の計算の仕方になるのですが、年度を跨いで解消した事案も含めて計算したたため、100%という数字になったそうです。
ちなみに、過去の解消率は、2013年度が小学校95.4%/中学校97.7%、2014年度が小学校95.6%/中学校95.3%となっているそうです。
100%対応して解消することは大切ですが、少し現実味がない数字となってしまっているかもしれません。いじめがないのが一番良いんですが。。。
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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