2016年は、12月11日(日)までですので今週末までです。天候の関係もありますが、12月10日(土)が一番混雑すると思います。
『神戸ルミナリエ』は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催しました。
以来、神戸ルミナリエは震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として、毎年開催しています。今年、2016年で22回目を迎える『神戸ルミナリエ』。
神戸の冬を彩る荘厳な光の芸術作品をぜひご覧ください。
開催スケジュールはこちらをどうぞ↓↓
『第22回 神戸ルミナリエ』 2016年のテーマは「光の叙情詩(Ode della luce)」 12/2~11(10日間) 神戸ジャーナル(2016年11月22日)
スタートは元町駅のあたりからです。ルミナリエ会場までは1時間程度かかるとのことです。ここから西へ西へ。行った日は花隈あたりまで行ってUターンするコースでした。すごい人でしたから。
混み具合で迂回コースの距離を変えていると思いますので、早く会場まで辿り着きたい人は、平日に行くことをオススメします。
大丸神戸店。イルミネーションがキレイです。色が変わります。スタートからここまで来るのにも結構時間がかかっていますので、とっても癒されます。
神戸大丸店の東の通りです。ここを海のほうへ南下していきます。旧居留地らしいシンプルで美しいイルミネーションです。このイルミネーションはおそらくクリスマスくらいまでやっていると思います。
いよいよルミナリエ会場に近づいてきました。遠くからでもその存在感を感じます。
ここからスタート。この場所が一番美しい!奥まで繋がっている光の回廊がとても神聖です。
今年はLED30万個程度が使われているとのこと。過去に使っていた普通の電球も暖かみを感じますが、LEDもかなりキレイです。どっちが良いかは人によって違いますが、LEDは一つ一つの光がよりはっきり見えるような気がします。
中に入るとこんな感じ。向こうまで続きていきます。
募金箱。お金を入れると、中のおもちゃが動きます。こういう取り組みで募金する人が増えれば良いですね!基本的には100円の募金ですが、それ以上でも当然OKです。
募金をするとこういうカードがもらえます。来年も開催されることを願う!
東遊園地からスタートのほうを望む。こちらからも光の回廊が楽しめます。
東遊園地。ここは人がたくさんいて写真撮影にはぴったりの場所です。光の回廊とはまた違った厳かで中世ヨーロッパの大聖堂のような雰囲気です。ちなみに今年の東遊園地は一部で芝生化されていますので、人が多くなっても砂っぽくならないです。
スクラッチくじ。こちらの収益金の一部もルミナリエの開催に利用されます。1枚200円です。ルミナリエに役立てられると思うと少し嬉しく感じます。当たればもっと嬉しいですが。。。
ということで2016年の「神戸ルミナリエ」でした。まだ行っていない人はぜひ行ってみてくださいね!あと募金を忘れずに。
スマホを持ちながらずっと歩くと、一見前が見えているようで実はスマホで写真を撮る事しか頭に無くなり、ある意味「ポケモンGOで車の運転」に似ていると思います。それが元町駅を出るとすぐから人間の大渋滞を生み、先日の雨の日曜日の観客の大幅減に繋がったと思います。
鎮魂とは、仏教の座禅や少林寺拳法をした事のある人ならともかく、普段使い慣れない言葉では震災で亡くなられた6434人のみなさんは浮かばれず、神戸ジャーナルさんが毎年記事にあげられる「閉幕消灯式」以外は鎮魂を感じることは、もう無くなりました。
ルミナリエがきれいだし震災の記憶につながるというのはその通りなんですが、地元の商店の者からすると迷惑以外の何物でもありません。確かに人はたくさんいますが、お客様は入ってきません。周りは柵で囲まれています。入るなと言っているも同然です。街の人たちはいつまで続くんかなと言っています。ルミナリエが悪いという気はありませんが神戸の街にもっと人があふれるような形に変えていくことはできないのでしょうか。今の形がルミナリエだと思っている限りこれは変わらないのでしょうか。例えば、暮れのこの時期から震災の日までの間でもっと本来の意味である震災で亡くなった方々の鎮魂と街の復興、そして街の発展を光を使って表現し、神戸の町全体が人であふれるような形に変えていくというのはどうなんでしょうか。ずーっと、そう思っているんですが。