旧ファミリアホールの外壁がマンション低層部として復活してる。神戸中央郵便局の斜向い

神戸中央郵便局の斜向いに建設中だったマンションの外壁が見えるようになってました。旧ファミリアホールの外壁が復活しています。

以前の様子はこんな感じ。

元ファミリア本社『ファミリアホール』が7月中旬にも解体してマンション建設へ。解体前に『見学会』が7/1に開催されるそうな。

2016年6月27日

少し海側から見るとこのような形をしています。

三菱地所レジデンスが33階建てのマンション「ザ・パークハウス 神戸タワー(全352戸)」を建設、2019年11月下旬の完成を予定していますが、既に完売。

神戸中央郵便局の角から。外壁はそのまま再現されているようです。

基本的には外壁だけ再現されているのだと思いますが、窓とかドアとかがそのまま枠として残っているので、ここもマンションの入り口?になるんでしょうか。

海側の通りから様子を見ると、裏の方にメインエントランスらしきものができあがっています。

窓とかのガラスも入っていますので、内装にも一部部材も再利用するんでしょう。保存修復した部材の数は、5,327点とのことなので、かなりの数です。

旧ファミリアホールとしては、神戸市の「景観形成重要建築物等」として景観上重要な建物として指定を受けていました。商業施設ではなく、マンションの低層部にこういったものが再現されるというのも新しい管理方法なのかもしれません。

マンションではありませんが、同じように新しい建物の低層部に歴史的な建物の外装が再現されているものとして「海岸ビル」があります。

 

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カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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