サロン帰りの“キレイ”は自宅でのスタイリングでもっと広がる eale(イール)坂本 千穂

神戸の美容師さんの魅力を発信するウェブサイト「カミスタ」。そこから、気になるスタイリストをピックアップして、神戸ジャーナルで紹介していきます。


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今回は、神戸トアロード沿いのタワーマンション「トア山手ザ・神戸タワー」の1階にある「eale(イール)」の坂本 千穂さんです。

坂本 千穂 chiho sakamoto
サロン:eale(イール)


神戸市中央区中山手通3-2-1

「サロン帰りはキレイだけど、髪を洗ったら再現できない」「自分でスタイリングだと、しっくりこない」など、毎日のセットに困っていませんか?

サロン帰りがキレイなのは、当たり前。自宅でのスタイリングやアレンジでキレイを毎日楽しんでほしいと語る美容師さんです。

こだわりポイント
★新たな自分を見つける
★流行を取り入れる
★プライベート感

Interview:お客様のニーズを引き出す秘訣はコミュニケーションにあり

落ち着いた水色の壁が目を引く店内。ヨーロッパ調の照明やアンティーク家具があたたかな雰囲気を醸し出す「eale」は、オーナーである坂本さんが一人で施術するプライベートサロンです。何気ない会話からお客様の好みや希望を引き出し、スタイルを提案することを大切にしている坂本さんに、美容師としてのこだわりを伺いました。

何気ない会話の中にこそお客様のなりたいスタイルのヒントが散りばめられている

サロンには欠かせない雑誌や本。ファッション雑誌の最新号、ヘアカタログが一般的ですが、ealeのラインアップはファッション、ライフスタイル、グルメ、サブカルなど、ジャンルが多彩。お客様に待ち時間も楽しんでいただくのはもちろん、坂本さんはカウンセリングにも役立てています。

坂本さん
お客様がどの本を手に取るかで、その方のお好みや今日の気分が見えてきます。酒場の本を手に取られたら食事がお好きでしょうし、メイクの本だとメイクでお悩みがあるのかな?など、いろいろ見えてくるものがあるので、幅広いジャンルの本を置くようにしています。

お客様の何気ない行動や表情にも注目して、スタイルを提案している坂本さん。施術中の会話には、スタイルにつながるヒントがいっぱいあると語ります。

坂本さん
流行も取り入れますが、私が大事にしているのはお客様の個性やライフスタイル。どんな仕事をされているのか、普段どういうところへ遊びに行くのか、そんな何気ない会話にこそヒントがあります。それを引き出すためにも、こちらも今日やりましょうと作っているスタイルだけでなく、今後の話も自然に会話に盛り込むようにしています。「飽きたらその雑誌の表紙みたいにしてもいいですね」「次回来られるときは冬になっているから、こういうスタイルでいきましょう」など、お話しています。

坂本さんがもうひとつ大切にしているのが、お客様の共感。スタイリストが一方的に仕上げるのではなく、お客様と一緒に作り上げていくのが理想と語ります。

坂本さん
「●●さんはこんな感じがお好みですよね」と確認することで、こちらも方針が明確になりますし、「私の好みをわかってくれている」という信頼関係にもつながります。前髪をもうちょっと切りたいなど、本当にちょっとしたことでもお客様の顔色って曇るんです。言葉にはされないけれど、表情に出るニーズを引き出すために、話しやすい空気を作るようにしています。

たくさんのアレンジ提案で毎日のキレイをサポート

仕上げのとき、自宅でも満足できるスタイルになれるよう、複数パターンのスタリングやアレンジをレクチャーしています。簡単に可愛くなれるコツを教えてくれると、お客様からも好評です。

坂本さん
スタイリストにしてもらえるサロンで可愛くなるのは当たり前。いかにご自身でスタリングできるようになれるかどうかが重要なんです。会社に行くバージョン、女友達と遊びに行くバージョン、デートするバージョンと、シーンに合わせたスタイリングを提案しておくと、仕事でもプライベートでも自信をもってお出かけできると思うんです。

同じアレンジでもスタイリング剤を変えるだけで表情が変わることを、実際にスタイルを作ってみて提案することも欠かしません。

坂本さん
お客様に買っていただきたいからスタリング剤を複数紹介しているわけではありません。スタイリング剤を変えるだけでこんなにイメージが変わるんだとワクワクしてほしいからなんです。

自宅のスタイリングやアレンジをしっかり提案することで、今日だけでなく、毎日満足できるヘアスタイルを作れるようになってほしい。坂本さんの提案には、そんなエールが込められているようです。

次のページでは、体験レポートをお届けします。

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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