去年からリニューアル工事を行っていた「磯上公園」が、オープンしてます。芝生以外にも緑あふれる公園の様子を早速お伝えします。
神戸市中央区八幡通2-1
磯上公園は、以前グラウンドだった場所を中心にリニューアル工事が行われ、2024年6月6日(木)にリニューアルオープンしました。
まずは、公園のマップをチェック。
大きな芝生広場と、体育館のまわりにも芝生広場が作られ、東側の濃い緑がヒーリングガーデンと呼ばれる木々が茂るエリアです。
これが一番大きな芝生広場。広くてちょっとふかふか目の芝生です。
ところどころ育ち切っていない感じの部分もありますが、すでに入れる状態です。
お昼休みにキャッチボールする男性の姿も見かけました。仕事の息抜きにもいい場所になるかもしれませんね。
体育館の周辺は、曲線の通路でゆるやかに区切られた芝生スペースです。
円盤型のブランコは、大人が2人で背中合わせに乗れるくらいの大きさ。
体育館側に立って見た眺めです。体育館完成後は工事用のパネルしか見えなかったので、劇的によくなってます。
体育館の軒下にイスとテーブルがあるので、緑の景色を見ながらお弁当を食べたり、遊具で遊ぶ子供たちを見守るということもできそうです。写真では見えてませんが、雲梯(うんてい)もありました。
芝生広場の周囲にも、いすやテーブルが結構あります。
ただ、日よけ付きとなると限られるので、ランチタイムや週末は過ごしやすい席の確保は争奪戦になるかもしれませんね。
公園東側のヒーリングガーデンエリアは、6つのテーマで作られてます。
アメリカで日本庭園をベースにした「癒しの庭」を手掛ける造園家「栗栖宝一さん」が監修したとのこと。
南側の入り口すぐの場所にあるのは、「岩との対話」エリア。
巨大な景石のそばには、ベンチもあってゆっくり腰を落ち着けて空間を楽しむことができる感じです。
ガーデンエリアの中央から北側にあるのが「滝と池」エリア。ここに近づくと、水音が聞こえて涼しげです。
歩いて渡れる飛び石も、癒しポイントの1つ。「注意してひとつずつ踏みしめて進むことで、自然の中にただ純粋な自分がいるという気持ちに」と考えられた仕掛けです。
飛び石を渡る途中で「滝」に近づくことができます。きらきらと日差しで輝きながら落ちていく水の流れは、確かに見ているだけで癒される感じがします。
滝のまわりは、ぐるっと回って歩くことができますが、東側の通路には、丸太のベンチがあって「目で聴き耳で観る」というメッセージが添えられてます。
横にはライトもあるので、夜ここで滝の音に耳を傾けながら物思いにふける人も出てくるんじゃないでしょうか。
ちなみに、長居すると気になるのがトイレの場所。
トイレは「磯上体育館」の東側、駐輪場に面した場所が使えます。ヒーリングガーデンの中からも通り抜けてアクセスできます。
生まれ変わった磯上公園。人それぞれの楽しみ方ができそうです。普段行かないエリアだなぁという人も、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
◆関連リンク
・神戸市立磯上体育館 – 公式サイト
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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