画像:公式Instagramより
英国トップの名門校「North London Collegiate School(NLCS)」が、日本では初めて六甲アイランドに開校しました。
学校名は『North London Collegiate School Kobe(NLCS Kobe/ノースロンドン神戸)』です。
神戸市東灘区向洋町中1-17

「NLCS」(英国本校)は、1850年創設のイギリスで最も歴史がある女子校の一つ。イギリス国内で最高レベルの教育を提供している、と評価されている学校だそうです。
過去20年間、「GCSE」「Aレベル」「IB(国際バカロレア)ディプロマ」といった学業資格の各試験において、イギリス国内トップクラスの評価を獲得。2023年度の国際バカロレア校として、イギリスで第1位になったんだとか。
2割近くの生徒が「オックスフォード大学」「ケンブリッジ大学」やアメリカの「アイビーリーグ」に進学し、卒業生の4割以上が世界トップ20の大学に進学しているみたい。

こうしたインターナショナルスクールは、本校の教育の質や環境をそのまま海外校で維持・再現するのは難しく、成績も本校に比べて落ちてしまうと言われています。
「NLCS」は海外校でも成績がトップクラスであることが特徴の一つで、韓国に誕生した「NLCS Jeju」やUAEに開校した「NLCS Dubai」のIB平均スコアは、世界でも高い水準を保っているのだそう。
画像:公式Instagramより
神戸に誕生した「NLCS Kobe」は、NLCSの基本概念である「探究型教育」をベースにしながら、生徒の個性を磨く「六甲山」の大自然を活かした独自カリキュラムを採用しています。
2025年9月1日には六甲アイランドの「Asia One Center」を仮キャンパスに、小・中学校が開校されました。まず1~6年生を対象にして、その後7・8年生へと拡大していくみたい。
初代校長マシュー・ウィリアムズ氏(画像は公式Instagramより)
前日に開催されたオープニングセレモニーには、入学する子どもたちと保護者が集まったそう。
神戸市長の久元喜造氏や、英国総領事館 副総領事であるマシュー・エリス氏らも参列したようです。
セレモニー後、教室では初めてのレッスンも行われたんだとか。
画像:公式Instagramより
2028年には、六甲山に新校舎を建設し、中高一貫のボーディングスクール(寄宿制)を開校する計画とのこと。プリスクールや小学部についても、2028~30年までの移行を目指すそうです。
「森と共存する校舎」をコンセプトとした六甲山の新校舎についての詳細は、以前の記事の後半でご紹介しています。
昨年開校が発表されてから約1年、世界最高峰の英国インターナショナルスクールがいよいよ神戸に誕生しました。
公式Instagramではオープニングセレモニーの様子を動画で見ることもできるので、気になる人はチェックしてみてください。
◆関連リンク
・North London Collegiate School Kobe(NLCS Kobe) – 公式サイト
・North London Collegiate School Kobe – 公式Instagram
やよい
「推し」のライブによく出没します。
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