神戸港に新しくできる水族館『神戸ポートミュージアム』周辺の再開発が進んでる。フェリシモ本社ビルの外観がほぼほぼ完成

新しい水族館『神戸ポートミュージアム』ができる「新港第1突堤基部」再開発の様子を見てきました。

神戸港にできる水族館が「2021年秋頃」開業予定。名称は『神戸ポートミュージアム』になったみたい

2020年10月17日

メリケンパークから眺めた様子です。左手の白っぽい建物が「フェリシモ」の本社ビル、その手前では『神戸ポートミュージアム』の工事が始まってます。左隣では車関係の「GLIONグループ」本社ビルが建設中です。

一番右側に見えているのは「神戸みなと温泉 蓮」。ほぼほぼ同じくらいの高さになっています。

神戸市中央区新港町7-1

6月時点と比べると、フェリシモ本社ビルも骨組みだけの状態から外観も完成している状態ですので、だいぶ工事が進んできてるのが分かります。

「神戸みなと温泉 蓮」の北側で再開発が進行中。円筒形「水族館」の工事も始まってる

2020年6月6日

再開発の中心となる『神戸ポートミュージアム』を山側から見た様子。出来上がってみないと分かりませんが、足場の曲線を見てみますと、全体的に思っていたより小さいサイズかもしれません。

おそらく、メリケンパーク（西側）からの完成予想図。左手に山側に向かう連絡橋が見えていて、奥に見える白い建物がおそらくフェリシモ本社ビルだと思います。

パースに見えている人のサイズを見ると、建物はかなりの大きさを想像していましたが、そこまでのサイズ感ではないかもしれません。

一番工事が進んでいる「フェリシモ」本社ビルの山側からの様子。地上8階建てになってます。一面がガラス張りになっていて、南側も同様のガラス張りになっています。

南北がガラス張りになっていますので、中のオフィスはかなり明るい空間で景色も良いのではないでしょうか。低層ビルでも景色が確保できるのは、このロケーションの特権ですね。

敷地周りに柵はありますが、会社のロゴなど外装は完成してるようです。

こちらは南側からの様子です。建物の南側もガラス張りになってることが分かります。ここにはフェリシモのオフィスの他に、撮影スタジオ等、一般利用ができるクリエイティブラボが入るそうです。

現在のフェリシモ本社は、旧居留地にある「神戸朝日ビルディング」ですがこちらに移転する形です。JR三ノ宮駅からここまでの距離は、徒歩20分～25分といったところ。JR三ノ宮駅から通勤している人は、かなり遠くなります。。。。

「フェリシモ」山側の向かいが、「GLIONグループ」本社ビル。GLIONグループはBMWやフェラーリなどの自動車の販売を行うグループ企業です。

ここにはオフィスの他に、BMWのミュージアムやショールームが入るそうです。

10階くらいまで完成しているようです。上の方の階では、窓ガラスが張られてるのが見えます。

ガラスの張られてない低層階には、路面に面したショールームが入る予定ですので、おそらく車を入れてからガラスを入れるのではないかと思われます。

「GLIONグループ」本社ビルの山側に建ってたのが、地上6階、約600台が収容可能な「立体駐車場」。ここと水族館とが連絡橋で繋がるようなので、「神戸ポートミュージアム」来場者用の駐車場としても使われると思われます。

立体駐車場なのでそこまでデザインはないのかもしれませんが、現状のままいくとかなり無骨な感じ。当初発表されていたパースだと、周辺の建物に隠れるような形なので、景観の話にはならないのかも。

ただ、手前には低層階に商業施設が入る高層マンションが建つ予定ですので、そことの兼ね合いも気になるところです。

駐車場には「タイムズ」もできます。BMWと連携して、BMW車などのレンタカー・カーシェアも行うそうなので少し楽しみです。気軽にBMWに乗れるかもしれません。

現在のタイムズカーシェアの仕組みですと、提供されている場所は限定されていますが、プレミアムクラスが440円／15分で提供されていて、車種としてはMINIなどがありますので、そこに追加されるかも。 

少し形の見えてきた新港第1突堤基部の再開発。

とはいえメインの水族館はこれからという状況ですので、今後本格化していくものと思われます。あと、マンションの低層階にできる商業施設も気になるところです。

コロナにおける経済の落ち込みは、この再開発の仕上がりに影響するのかどうなのか。

三宮とハーバーランドの中間地点に位置するウォーターフロントの再開発は、回遊性や周辺の賑わいを期待されていますので、今後の進捗にも注目したいところです。